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【ほぼ週刊 さえりのやわらかい言葉】お悩み相談vol.3「仕事か結婚か?と迷ったときは」


こんにちは! ライターのさえり @N908Saです。今回のお悩みはこちら(中略しながらご紹介します)。

「25歳、人生の選択に悩んでいる」
私は現在25歳です。田舎出身で学生時代から仲の良い友達はみんな結婚し、子供は2、3人いたりして話はほぼ子供や旦那さんの話をしてきたりします。……(中略)……私も早く結婚して暖かい家庭を作りたい、そんな普通の人生を歩みたい、そう思っていました。ですが、私には叶えたい夢ややりたいことがたくさんあります。まだまだもっと誰かの為ではなく自分の為に頑張りたいと思うのです。だったらやりたいことをとことんやればいいじゃないか!大半の人はそう言います。ですが私が悩んでいるのは人生の選択についてです。一度しかない人生、25歳のこの時に今からやりたいことを片っ端からやって夢を追えば必ず婚期は逃し、30過ぎて結婚したいでも相手がいないという現実にぶち当たるのではないか。かと言って今やりたいことをやらず結婚する方向でいいのか。
……(中略)……
そもそも結婚をしてしまっては私のやりたいことはできないので、25歳というこの時にどう動いていいか、選択していいかがわかりません。さえりさんはもっと早く結婚したかったな、仕事よりも家庭に入っておくべきだったな、いやまだまだ一人でばりばりやりたいことをやる人生でいいんだ、と思うことはありますか?

わたしと同い年の方からのお悩みですね。with読者さんにも同じような年齢の方が多いかもしれません。

■「早くに結婚したかったな」
「仕事よりも家庭に
入っておくべきだったな」

と思うかどうかですが、「早くに結婚したかった」と思うことはまだありません。
でもたしかに焦る気持ちはこの年になって芽生えるようになってきました。周りには既婚か結婚間近の友人が増え、地元の友人の話題は「ファミリーカーを買ったこと」。そんな彼らの幸せな生活を聞いていれば「わたしこんなに疲れ果てて何やってるんだろう?」という気持ちにもなります。

年上の先輩からは「まだそれを悩むのは早い」と言われる日もあれば、祖母から「ひ孫の顔が見れるのはいつ?」とプレッシャーをかけられる日もあり、あっちからこう言われこっちからはこう言われ、自分が望んでいることの輪郭が曖昧になることに恐怖し「頼むから放っておいてくれないか」と叫びたくなったり……。

こう書いてみれば後悔していないとはいえ、十分悩んでいますね(笑)。お察しのとおりわたしにはこの悩みに対する「答え」は持っていないのですが、同じ立場から少しお話しができたらと思います。


■仕事or結婚、どっちを
選んでも同じかもしれない


早くに結婚すべきか? 仕事を頑張るべきか?
そもそも結婚したからといって夢を諦めなければならないというものではないのかもしれません。結婚して夢を叶えていく人もいますし、わたし自身もまだ見ぬ結婚に「縛り」を勝手に設けている節もあるように思います。思い描く結婚生活には少なからず両親の影響があるものですが、一昔前と現代では家族のあり方も多様になっています。

と、いうことはわかっていても。わかっていても、ひとつの道をつかめばひとつの道を失ってしまうような気持ちにもなりますよね。

以前Perfumeののっちさんが「若いママになる選択肢はもうないんだと思うと寂しく思うことがある」という趣旨のことを雑誌で答えているのを見たことがあります。テレビに出て、超売れっ子で。そんなのっちさんでさえ、「あの道はもうなくなってしまったのか」と思うことがある、と。

一方わたしの母は21歳で結婚していて、娘であるわたしにとっては若々しくて可愛い自慢の母ですが、ふいに「もっと自分のやりたいことをしてから結婚したらよかったと思うことがある」と言うこともあります。

いろいろなことを考えても答えが出てこないのは、もしかしたら「どっちを選んでも同じだから」かもしれません。早くに結婚すれば「やりたいことがあった」と思い、遅くまで結婚できなくなれば「早くに結婚したかった」と思う。でも互いに逆の面も同じです。「早く結婚してよかった」と思ったり「好きなことをできる人生でよかった」と思ったり。
どっちがいいなんてやっぱりないのかもな、と。


■そもそも選べるものなのか


じゃあ何を選べばいいの!!! と叫びたくなる気持ちもわかりますが、もしかしたらそもそも「選ぼう」と思って選べるものではないのかも、しれません。

人生は自分で作っていくものとわたしは常々思っていますが、でもやっぱり心に決めたことは外的要因によって簡単に覆ります。それに「結婚」なんて自分一人でできるものでもありません。今まで自分一人で生きてきた時には自分で選択できていたことも、そんな風にいかなくなることもあるでしょう。結婚したい人に結婚の意思がなかったり、結婚したい時期にいい人に出会えなかったり。

思う通りに人生をすすめられるほどイージーゲームじゃないのだろうし、思う通りにすすまなかったことが幸せをもたらすことだって多くあります。

それならいっそ「なるようにしかならない」とどっしり構えてみるのもいいのかもしれない、と。「なるようになるだろうから、知らない」という諦めではなく「なるようにしかならない(はじめから決まっていることもあるだろう)」と身体の力を抜くということ。

時に難しく考えすぎてしまったときは、そんな風にちょっとゆるく構えてみてもいいのかもな、とも思うのです。


■さいごに

結局答えなんて出てないのですが、「答えなんて出ない」が答えかなと思うのです。わたしが大好きな小説に、こんなセリフがあります。

『人生は考え抜くものじゃなく、生きるものなのよ』—思いわずらうことなく愉しく生きよ 江國香織


考え抜こうとしてもわからなくて当然。考えたことは簡単に覆る。だったら迷いながらでもなんとか生きて、そうすればいつか振り返ったときに何かわかるようになっているかも、とも思えてくるんですよね。

早めの結婚か、仕事か。誰にも解くことのできない永遠の問いに、同じ立場の人間が同じように悩んでいることだけでも伝われば幸いです。それでは!

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お名前(ハンドルネーム可)とお悩み内容を書いて、saeri.otegami@gmail.comまでご連絡ください。アドレスも知られたくない! という方はhttps://jn.kds.jp/with/5105/でも受け付けています。


プロフィール
さえり
ライター。出版社勤務の後、Web業界へ。人の心の動きを描きだすことと、何気ない日常にストーリーを生み出すことが得意。好きなものは、雨とやわらかい言葉とあたたかな紅茶。
メール:saeri.otegami@gmail.com
Twitter:@N908Sa


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