短め丈のトップスやローライズボトムなど、ボディラインがあらわになる服がトレンドになっているこの冬。おしゃれしたいけれどお腹やお尻が気になる……という人は、おうちエクササイズで引き締めを。カリスマトレーナー・星野由香さん直伝のお腹&お尻に効く「ほぐピラ」で、服の似合うカラダを手に入れて!
<お悩み>「20代後半になってからぽっこりお腹が戻らなくて、洋服がおしゃれに着こなせない!」
骨盤や肋骨のバランスを整えて!
「ぽっこりお腹や垂れたお尻は、骨盤や、骨盤と肋骨との位置関係に原因が。そもそも骨盤と肋骨は水平になっているのが理想なのですが、それが崩れると、どこかがぽっこり出てくるんです。具体的には、骨盤が前に出てくると下腹がぽっこりするし、肋骨が前に出てくると胃がぽっこりしてしまうんですね。痩せているのにお腹が出ているというのも、これが原因。また、骨盤が立っていない=前傾した状態だと、お尻の筋肉をうまく使えずお尻が垂れてきてしまいます。お腹もお尻も、筋トレしても骨がズレているとそっちに引っ張られてしまうので、まずはほぐピラで筋肉をゆるめ、骨盤や肋骨の位置を正していきましょう」(星野先生)
ほぐピラとは?
「ほぐす」と「鍛える」を同時に!
ほぐピラとは、ほぐす動きとピラティスの動きを組み合わせた、星野先生オリジナルのエクササイズ。筋肉や筋膜のコリをほぐしながらインナーマッスルを効率よく刺激することができ、美しいボディラインが手に入るほか、血流や代謝が上がる、自律神経が整う、気持ちがスッキリするなど、たくさんの効果が期待できるのが嬉しいところ。ポイントは、痛みを感じない程度の刺激で自分ができる範囲の回数で行うこと。ほぐピラに無理は禁物です!
\USE THESE♡/
(左から)筋肉の奥まで刺激が届き深部からほぐせる突起つき。ランブルローラー ミドルサイズ ¥12980、安全にエクササイズができる厚さ8mmの抗菌マット。AIREX ヨガピラティス 190 ¥15300/
フィットネスライフプラン
▼セルフで作ってもでもOK!
タオルをラップ芯に巻く
フェイスタオル2枚、またはバスタオル1枚を折り、ラップ芯にくるくる巻く。厚みは、使いやすいと感じる程度に調節して。
輪ゴムでとめて凸凹をつくる
ところどころ輪ゴムでとめて、タオルを固定すると同時に、正面に凸凹をつくる。
簡単に作れるタオルローラーの完成!
タオルとラップ芯があれば簡単にローラーが完成! 直径10cmくらいが太さの目安。
\HOW TO/
POINT:「効かせたい!」という気持ちで強くやりすぎないこと!
「痛い=効いている」と思って強くやりすぎるのはNG。気持ちいいと感じる程度の強さで行うのが、ほぐピラの基本です。回数の目安は示しますが、自分ができる範囲でOKなので、痛みを感じる部分は回数を減らすなど調整しながら実践してみて!
①二の腕ほぐピラで浮き輪肉をオフ
1.横向きに寝て両脚を曲げる。
2.下の腕は手のひらを上向きにしてのばし、二の腕の下にローラーをセット。上の手は床について体を支える
3.息を吐きながら肋骨を床から浮かせて、息を吸いながら下ろす。10回。
4.反対側も同様に。
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