編集部|ビューティー
12.Jun.2020

【医師監修】歯の黄ばみは一気に老けた印象に…歯科医に聞いた、歯を白くする正しいケア方法

歯が黄ばんでいると老けた印象に……。肌だけじゃなく、歯も白くキレイでいたい! と多くの人が思っているでしょう。そこで本記事では、しずくだ歯科クリニックの雫田義和院長に歯の黄ばみの原因や、正しいセルフケアなどについて伺いました。

【目次】

そもそも、歯の黄ばみの原因って?

歯の黄ばみの原因は大きく分けて、外部要因によるものと内部要因によるものに分けられます。

【外部要因】

歯の黄ばみの原因の一つとして、飲食したものに含まれる着色成分と歯の表面を覆うタンパク質が結びついた「ステイン」と言われる着色があげられます。コーヒー、紅茶やワイン、カレーなどのポリフェノール成分や、色の濃い食べ物が原因となります。
他にはタバコのヤニ、歯垢や歯石の付着も歯の色を濃くする原因となります。

【内部要因】

もう一つ、みなさんの歯の色そのものが黄ばんだように変化していくものがあります。
歯の表面はエナメル質という透きとおったガラスのような層に覆われていますが、甘いものを食べると口腔内の虫歯菌が増殖し酸を作り出し、エナメル質の内部のミネラル成分が溶け出します。ミネラルの溶け出す量が多くなると歯のツヤが失われていくのです。

本来はお菓子などの甘いものを食べても、唾液のミネラル成分による再石灰化で溶け出したミネラル成分も元に戻りますが、ダラダラと甘いものを食べたり、酸性のものの摂取回数が多いと歯の色がくすみ、だんだんと黄ばんで見えるようになります。

完全に歯の表面が溶けてしまうと元の輝きを取り戻すのが難しくなり、さらに進むと虫歯になってしまいます。甘いものだけでなく、スポーツドリンクや炭酸飲料は酸性度が高く、歯を溶かしやすいです。特に、フタができるペットボトルのものは要注意! 1日かけて少しずつ飲む「こまめ飲み」だと、かなり歯が溶けるので注意が必要です。

また、気をつけなければならない原因としては歯ぎしりなどもあります。自分では気づかないうちにしている方が多いですが、歯がすり減ると歯の内側の色の濃い部分(象牙質)の色が見えてきます。歯ぎしりによる病的に削れた歯は元に戻りませんので、心配な方は歯科医にチェックをしてもらってください。

歯を白くするために、自宅でできるセルフケア

食後の丁寧なブラッシングは大切

簡単にできるセルフケアとしては、やはり食後の丁寧なブラッシングが大切です。歯垢やステインが定着する前に適切に取り除いて歯の表面を綺麗にしてあげてください。ホワイトニング用の歯磨き粉を週に2~3回使うことでステインもつきにくくなっていきます。

歯磨き粉を選ぶ基準としては研磨剤が強すぎると歯を逆に傷つけてしまうのでザラザラしたような歯磨き粉はオススメできません。最近は歯を傷つけないのにステインだけ取れるような高性能な歯磨き粉が出ていますのでクリニックで聞いてみるのも良いと思います。

歯周病や虫歯の予防にも有効な「フロス」

また、フロス(糸ようじ)を使うようにもしましょう。歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れは取りきることができません。これは歯の黄ばみだけでなく歯周病や虫歯の予防に大変有効で、ほとんどの歯科医師、歯科衛生士が毎日使用しています。「Floss or Die(フロスをするか死か?)」という言葉があるくらい大事なセルフケアなので、ぜひ使ってみてください。歯ブラシ後に使用すると、歯ブラシだけでは取れない汚れがたくさんあることがわかると思います。デンタルフロスは慣れるまで難しいので、最初は使いやすい糸ようじがオススメです。
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