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宮下草薙のはじめて美容

宮下草薙、メンズ美容YouTuberに教わる「男性は自分を雑に扱いすぎ」

「美容は趣味」と考えると断然楽しくなる!【宮下草薙のはじめて美容】第38回

今よりもかっこよくなってモテたいというよりは、清潔感のあるダンディな大人になりたい。そんな男性のための企画【はじめて美容】。ひと通り、メンズ美容の基礎知識を皮膚科的観点から学んだところで、今度はより実践に役立つ情報、リアルな新常識に迫ります!

「大人男子の身だしなみ」に関する情報を発信する美容師であり、人気YouTuberでもある宮永えいとさんをゲストに迎え、宮下草薙のお二人とメンズだけの座談会を初実施。まだまだスキンケアは義務というお二人に、宮永さんがポジティブな向き合い方を伝授してくれました!
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「スキンケアをやっているだけ、肌、感謝しろよと思ってます」(草薙さん)

草薙さん(以下、草薙)

この企画を始めてから、スキンケアするようにはなりました。ただ、とにかく面倒臭い。本当はやりたくないけど、肌のため、頭皮のためにやってやってる感じです

宮下さん(以下、宮下)

肌に「ありがとう」って言ってくれよっていうね

宮永さん(以下、宮永)

僕は、その「ありがとう」が聞こえるタイプなんですよ

草薙

えぇっ! まぁでも、そうですよね、だって清潔感がえぐいもん!(笑)

宮永

たとえばですけど…… 男性って、革製品のお手入れとか好きな方多いですよね?

宮下

靴とか、カバンとかですよね?

宮永

そうそう。僕はそれと一緒だと思っていて、革をお手入れするなら、自分の“皮”をお手入れするほうが楽しいって思うんですよ

宮下

(けげんな表情をしつつ)なるほどね、そう言われてみれば……

宮永

そうです、革製品だと大事に扱うじゃないですか。でも、自分の顔となると、なぜかみなさん、ガシガシやりますよね? サウナや銭湯でみていると、本当に……めちゃくちゃ雑なお手入れしてて。頭がかゆくて仕方がないのかなっていうぐらい頭皮をガシガシ洗いますし、ヒゲ剃りもガリガリ削る感じ。化粧水や乳液をつけるときも、お相撲さんが気合を入れているみたいにバシッバシッと。でもそれが刺激になって、炎症のもとになるんですよ。肌が荒れたり、ニキビができたり、老けたりする原因なんです。これこそ、男女の大きな違いだなって思っていて

「男女の大きな違いは、自分を“雑”に扱いがちなところ」(宮永さん)

草薙

確かに、前までは僕自身、当たり前のようにガシガシやっていたけど、だいぶ気をつけるようになったかも。でも、サウナとかに行くと、その場のいわゆるおじさんたちの空気に飲み込まれるというか、「男がスキンケアをするなんて」っていう空気がはびこってる感じがして……なんか気が引けちゃって

宮下

わかる! 摩擦で汚れを落とす、削って落とす、という感じじゃないとダメっていうか。流儀に従わないとダメなんだっていうね

草薙

そう、その場から浮くような、笑われるような気がして……

宮永

それは、僕自身も感じます。だから、僕はそういうときは“そういうモード”に持っていきます

宮下

どうするんですか?

宮永

大きく手は振りかぶるけど、肌には優しく触れる、みたいな

宮下・草薙

なるほど(爆笑)

宮永

確かに、その場の空気感には抗いづらい。でも、今は渋谷などのサウナだとちゃんとメンズ用のスキンケアが置いてあったり、ハイスペックなドライヤーが置いてあるところも増えています。そういうところもオススメです

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