編集部|ビューティー

デリケートゾーンは敏感なのに、なぜ専用のケアをしないの? バレエ教室で出会った二人の少女が女性起業家になるまで

3年前に発売した当初は全くと言っていいほど売れなかったのに、今、商品説明を聞いた98%の女性が買っていくという商品があります。デリケートゾーンケアのブランド「アイム ラフロリア(I’m La Floria)」。なかなか話題には出しづらいけれど、実は気になっているという人も多いはず。

毎晩ストレスを感じながら諦めていた

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徳島県のバレエ教室で出会った幼なじみの2人。スタートアップ当時の原由記代表(左)と和田由紀代表(右)
化粧品メーカーに勤めていた原由記さんはデリケートゾーンに悩みがありました。
原さん「カンジダという、免疫力が下がるとすぐに再発してしまう膣炎にかかっていて、婦人科に通っていました。もちろん、デリケートゾーンを清潔にすることが大切だと病院でも言われたのですが、どんな製品を使えばいいのか分からなくて」
当時、PRや商品開発を手がけていた原さんのチームは全員が女性。原さんの他にも、毎月調子が悪くなる時期があって悩んでいる同僚がいたそう。

この記事を読んでいる方の中にも、婦人科を受診するほどではないけれど、毎晩バスルームでふと感じる違和感が、小さなストレスになっている方いませんか。

原さん「そして毎晩、ボディウォッシュで身体を洗いながらデリケートゾーンだけしみるな〜と思っていました。でも化粧品メーカーに勤めていたにもかかわらず、何を使ってもしみるんだろうな、病気だから仕方がないんだ、と考えて、諦めてしまっていました」

女性の悩みに寄り添う会社を起業

それをある時、親友の和田由紀さんに相談します。二人は故郷、徳島県のバレエ教室で一緒に過ごした3歳からの幼なじみ。

和田さん「確かに、デリケートゾーンってどういう物でケアしたらいいんだろうね、という話になったんです。私たちはトレンドに敏感な方で、新しい物はすぐに試すのですが、その当時、買いたいと思うデリケートゾーンケア商品がなかった。以前に海外製品を使ってみたことはあったけれど、習慣化するほどまで気に入る商品には出会っていなくて。
それで、ちょっとマーケットを調べてみるね!と返事をしました。当時の私は、外資系の金融機関に勤めて11年目、もう一度チャレンジするような環境に身を置きたいと思っているところだったんです」


揃って次のステージに踏み出したいと考えていたタイミングだったこともあり、2017年に、原さんは商品開発とPR、和田さんは営業とお互いの経歴を生かした会社を共同で設立します。

デリケートゾーンは顔よりも繊細

原さん「早速、デリケートゾーンケアの商品について調べてみたんですが、世の中で弱酸性とうたわれているものでも、デリケートゾーンには刺激が強すぎるということが分かりました。一般的なボディウォッシュのpH値は9〜11でアルカリ性、私たちの顔や身体は6〜7と弱酸性、でもデリケートゾーンに至っては4〜4.5と、皮膚の中でも特別に繊細な部分でした。
もちろん、アルカリ性の石鹸というのは油分を吸着して落としてくれるし、肌は自ら酸性に戻す力を持っているので、その過程でキュッと引き締まって使い心地が良いんです。でもデリケートゾーンはさすがに、アルカリ性で洗ったらしみるよなって、私も調べてみて改めて納得しました」

経皮吸収率にいたっては、腕を1とすると、顔が12〜13倍で、デリケートゾーンが42倍という話を最近よく目にします。

和田さん「私たちもすごく驚きました。目の周りの皮膚と同じように繊細な部分だとすると、目の周りは専用のクリームでケアしているのに、なぜこれまでデリケートゾーンのケアをおろそかにしてきたんだろうって」
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