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有村藍里「自分をもっと好きになるための“一歩”」

有村藍里「私は何になりたいの?――あの時、もっと頑張っていれば…ともう後悔しないために」【連載第30回】

有村藍里さんの連載「自分をもっと好きになるための“一歩”」。
藍里さん自身で執筆いただき、より“素顔”に迫っていきます。

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上京後、特に多かった仕事が「テレビ番組への出演」だったそう。嬉しい一方で、なかなか上手くできない自分にモヤモヤして、心が追いつかなくなる時も。いつしか「しない理由」を探し始めるようになり……。そして今、藍里さんが思うこととは――。

▼前回の話はこちら▼

「私はちゃんとできているのかな」――テレビ出演時、いつも考えていたこと

上京後、特に多くいただいたお仕事がテレビ番組への出演でした。

私自身、物心ついた頃からずっとテレビが大好きで、ドラマやバラエティ番組、クイズ番組、料理番組、旅番組、歌番組、情報番組、アニメ……オールジャンル好きでいつもテレビを観ていました。

そんな自分が観ていた番組さんに呼んでいただいたり、番組を通して様々な経験させてもらえることは私にとって大切な時間で、全てが夢のようでした。あれ、夢だったのかな……。

夢みたいな、現実のようです。

当たり前だけど、共演者の方々以外にもたくさん人がいて、こんなにも大勢の人の力で番組って作られているんだと圧倒されました。

同時に

「私はこの中でちゃんとできているのかな」

といつも頭の中で考えていました。
話も下手だし、リアクションも上手に取れないし、特別に披露できるような特技もない。そんな私なのに、興味を持ってオファーをして下さる番組の皆さんの期待に答えられているのかと不安で堪らなくて。

すごく楽しくて幸せ。ただ、なかなか上手くできない自分に、モヤモヤして心が追いつかなくなる時もありました。

もっとこうすればよかったと、悔しかったこともプレッシャーで逃げ出したくなってしまったこともあります。

番組に呼んで良かった! と思ってもらいたかった。

私に仕事を与えてくれた人たちに恩返しがしたかった。

そんな時、私はいつも

「転ぶ時は、前に転んだらいいんだよ」

大阪時代に所属させてもらっていた事務所の社長が言っていた言葉を思い出します。

「失敗したっていいや、もともと私には失うものは何もないんだし」と考えて、いつだってなりふりかまわず全力で挑んでいました。きっとはちゃめちゃだったと思います。

あの頃の私はとにかくがむしゃらで、何が正解かも分からなくて、だけど必死でした。

Twitterのエゴサーチは日課だけど、放送後にも必ずチェックして「面白い」「結構好きかも」とツイートしてくれる人がいると嬉しかったり、ホッとしたり。

めちゃくちゃな私は、カッコ悪かったかもしれないけれど、そんな自分は嫌いではありませんでした。
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