編集部|ビューティー
17.Jun.2020

【皮膚科医が解説】やっかいな「ニキビ跡」を薄くするには? セルフケア、クリニックでの治療法、色素沈着させない予防法って?

ニキビは治ったけどなかなか消えない“ニキビ跡”に悩んでいる人も多いのでは? 一度できてしまったらやっかいすぎますよね……。今回はサマンサクリニック 貞政裕子院長にニキビ跡ができてしまう原因やセルフケアの方法、色素沈着の予防などについてお話を伺いました。

【目次】

なかなか消えないニキビ跡…その原因って?

炎症があると毛包が破壊され、炎症後紅斑(赤み)や炎症後色素沈着(黒くなる)、陥凹瘢痕(クレーター状にへこむ)、肥厚性瘢痕やケロイド(硬い隆起したしこり)となってしまうことがあります。赤みは炎症が長引いているとき、炎症後色素沈着は炎症によってメラニンが過剰に作られてしまった結果としておこります。

また、毛包の破壊がひどいと下方への引っ張り力が働いて陥没になってしまいます。顎まわりやフェイスラインなど首方向へ引っ張られやすい場所や体質によっては、傷を治そうという治癒力が過剰にコラーゲンを産生して肥厚性瘢痕やケロイドになってしまいます。

色素沈着したニキビ跡を治すセルフケア

保湿をしっかり行いましょう。日中は日焼け止め(ただしノンコメドジェニック処方のもの)を使い、2〜3時間ごとに塗り直すようにしましょう。過度に擦ったりするのもNGです。

また、美白作用のある化粧品を普段使いするのもいいでしょう。ただし、毛穴を潰さないようノンコメドジェニック処方になっているものを選んでください。

診療をしていると、洗顔や化粧をするときに、きれいになりたくてゴシゴシと一生懸命に擦っている方が意外と多くいらっしゃいます。摩擦は色素沈着を悪化させるので絶対NGです。洗顔料は泡立てネットを使ったりしてきめ細かな泡にしてから使うようにし、泡に汚れを包み込めばいいので、皮膚を摩擦しないようやさしく洗うようにしましょう。
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