ビューティー
恋が生まれるメイクの教え
07.Apr.2020

【齋藤薫】ずっと美しく生きていくためのビューティーケア! 27歳の私達がキレイのために今すべき事

今や美容=健康です!

充実した毎日を過ごしたい、自分磨きに励みたいという前向きな気持ちを抱えながらも、そんな自分に疲れている自分もいる。

キレイになりたいという願望はあるけれど、溢れるほどの情報やコスメの中から合うものを見つけ出せず、ずっと彷徨(さまよ)っているようでもある。

でも、それって、決して悪いことばかりじゃない。きちんと地に足がついていて、思慮深く、堅実という強みがある。

つまり、上手に年齢を重ねていけるポテンシャルが高い、ということ。人生100年時代の今、そんなwith世代に向けて、ずーっと楽しくキレイでいるための知恵を美しい女性の生き方を紐解き続ける美容界の第一人者、齋藤薫さんに授けていただきました。美しく生き抜くためのヒントをお届けします。

Q . 2 7 歳ってどんな年齢?

27歳は自分の美意識が固まり、 スタイルが決まる、大切な年齢。 つまり、頑張りどき


長年、第一線で活躍し、コスメ業界に多大なる影響を与える美容ジャーナリストであり、女性の美しい生き方、あり方を伝え続けるエッセイストでもある齋藤薫さん。彼女から見た、女性の一生における、"27歳"とは?


「私が27歳だった頃は、30歳までには結婚や仕事などをどうするか、すべて決めてしまわなくてはいけないような感じがあって、焦りまくっていました。

でも、人生100年時代を迎え、女性としての現役寿命もとても長くなった今、まったく変わってきています。以前は40代といえば、オバさんでオシャレする発想なんてなかった印象なのに、今や、女性としての主役の世代。そう考えると、27歳はまだまだこれから。主役になる世代に向けての助走期間だと思います。

ただし、ファッションや美容のスタイルが決まるのは、この年齢。ここで確立された服や髪型、美容志向がずっと続く可能性が高い。たとえば、食事に気を遣い、SDGsに興味がある方はオーガニックを選んでいくだろうし、カラダをちゃんと鍛えて、すごくナチュラルな生活を望むなら、ライフスタイルまで含めたブランドを選ぶでしょう。

また、誰を美しいと思うのか、どんな美しさを得たいのか、という美意識が固まってくる頃でもあるはず。

そして、そういう価値観はこの先もきっと変わらないでしょうから、40歳になったときの自分を考えて、何を選ぶか決めていくといいと思います。

正念場というほど切実なわけではないけれど、節目であることは確か。頑張りどきだと思うんです」

Q . 私たちは今、何をすべき?

今、始めるべきは、ずっと美しく生きていくための、肌、体、心、三つ巴のケア


では、with世代は、自分とどう向き合うのが正しいのでしょうか?


「女性の主役は、今後、50代になるかもしれないし、60代までいくかもしれない。80 歳や90歳になっても、自分の足で歩き回りたいし、キレイでありたいから、もたせなくてはいけない。60代でシワシワというのはありえなくなり、そのために肌なり体なりを、計画的につくりかえていく必要がある。

27歳の今こそ、食事やサプリ、運動を含めて、ライフスタイルそのものを見直すといいタイミングなのです」
さらに「メンタルを安定させることも大事」と齋藤さん。

「激しいダイエットなどが流行り、病的な美しさを狙っていた昔は、美と健康は相反することもあったけど、昨今は健康あっての美しさという価値観に。そしてこれからは、心と体は繫がっているという認識から、心をいかに安定させていくか、が大事。コスメやインナーケアに加えて、ヨガやメディテーションといったゆっくりと自分の内面をみつめるようなケアによって得られる、スピリチュアルな効果が、必要になってきます。また、お手入れをていねいにしながら、自分を見つめ直すのもありだと思っていて。自分の肌を慈しむことで、心のストレッチにもなる気がしています」
確かにデジタル化が進み、便利になる一方で、"ソーシャル鬱"という言葉も聞かれるだけに、メンタルケアはマストと感じている人も多いはず。

「SNSブームがいつまで続くかわかりませんが、それが去った後に虚無感や喪失感に襲われるかも。今まで
何千人も繫がっていたはずが、ふと気づいたらひとりぼっちというように、新たな悩みが生まれる気がするんです。また、ある調査では、上場企業に働く若い世代の7割が"自分が鬱になる可能性を感じている"という結果も。それらも踏まえると、決して脅かすわけではないですが、これから先、何があるかわからない。たとえ結婚しても安泰とはいえないし、複雑化した時代になっているのは確か。

だからこそ、"心の免疫をつけましょう"と言いたい。そして、そのために私が提案するのは、筋肉をつけることです。どうしようかなと思い悩んだ時、ぐっと立ち上がる力は筋肉がくれるもの。筋肉がつくことで気力も生まれ、体の中から湧き上がる勢いを感じて、元気になれるはずだから。ちょっと大げさかもしれませんが、鏡の前だけではなく肌、体、心、三つ巴でしっかりとケアしていくことが、今、皆さんが始めるべきことだと思います」

教えてくれたのは…美容ジャーナリスト・齋藤薫さん

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日本美容界の頂点に立つスペシャリスト。コスメの魅力を明快な視点で深掘りした記事や、情緒あふれる美しい文章で女性の真の美しさに迫るエッセイが人気で、数々の雑誌で企画や執筆を担当。連載の本数も日本トップクラス。しなやかな人柄と美しさに"齋藤さんのような素敵な女性になりたい"と憧れる業界関係者も多い。
撮影/田上浩一 取材・文/楢﨑裕美 構成/森谷香菜

●再構成with online編集部  ●商品情報はwith2020年5月号発売時点のものです。
 
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