編集部|ビューティー
08.Nov.2020

デリケートゾーンにニキビ!? 陰部の“できもの”の正体って? 医師に聞いた、正しい対処法

デリケートゾーンにニキビのようなものが……!? 陰部にできものができたら、どう対処すべきなんでしょうか? そこで今回は、直レディースクリニックの竹村直也院長に、陰部のできものの正体、対処法や予防法まで伺いました。

【目次】

Q1:ニキビっぽいけど……デリケートゾーンのできものってどんな種類があるの?

デリケートゾーンのできもので多くみられるものは、「毛嚢炎」、「ヘルペス」、「尖圭コンジローマ」、「バルトリン腺のう胞」です。

●それぞれの症状と特徴

【① 毛嚢炎】

毛穴から細菌感染を起こしてしまい、「にきび」のような感じで膨れた感じあり痛みを感じることがあります。皮膚に常在しているブドウ球菌などが原因となります。自然につぶれて血液や膿のようなものがでることがあります。

【② ヘルペス】

体内に潜んでいるヘルペスウイルスが活発になり、外陰部に多発性に水疱、潰瘍ができます。性的接触後2~10日間の潜伏期間をおいて突然発症します。初めてヘルペスウイルスに感染し症状が出た場合、38度以上の高熱や倦怠感、鼠経(足の付け根)リンパ節が腫れ、痛みを伴うことがあります。排尿時に強い痛みを感じることも。

再発することもよくありますが、症状は軽く、デリケートゾーンに小さい潰瘍性病変や水疱性病変を数個形成するだけのことが多いです。再発する前にデリケートゾーンの違和感や足の神経痛などの前兆を伴うこともあります。

【③ 尖圭(せんけい)コンジローマ】

HPV(ヒトパピローマウイルス)感染が原因で、多発性のいぼができます。HPVの6型または11型による性感染症です。痛みはありませんが、軽いかゆみを感じることがあります。つるっとしたいぼではなく鶏冠状(にわとりのとさかのような)細かいギザギザがあるのが特徴です。放置しておくと病変は広がっていき、膣内や肛門周囲、尿道口周囲にできることもあります。

【④ バルトリン腺のう胞】

膣の入り口の左右に存在するバルトリン腺からの分泌液が排出されずに貯留してしまい、袋状に腫れます。痛みはなくぶよぶよした感じのできものとして自覚されることが多いです。ブドウ球菌や大腸菌などの細菌感染を起こすと、膿瘍を形成します(バルトリン腺膿瘍)。
バルトリン腺膿瘍になってしまうと、痛みや熱感を伴います。
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