編集部|ビューティー
08.Nov.2020

デリケートゾーンにニキビ!? 陰部の“できもの”の正体って? 医師に聞いた、正しい対処法

Q2:デリケートゾーンにできものができたらどう対処すればいい?

もしもデリケートゾーンにできものができた場合は、自分で何とかしようとせず、病院に行って正しい処置をしてもらうのがいいでしょう。

【① 毛嚢炎】

抗菌剤やステロイド剤の塗り薬がほとんどですが、症状が強い場合には抗菌剤の飲み薬が処方されます。また、頻度は高くありませんが、感染がより悪化して蜂窩織炎という状態であれば、抗菌剤を注射で投与することもあります。

【② ヘルペス】

抗ウイルス薬の飲み薬が処方されます。5日間内服することが多いですが、症状によりさらに5日間内服することもあります。病変部に対して塗り薬を塗布することもあります。
このヘルペスウイルスは一旦感染してしまうと、完全に排除することはできません。抗ウイルス薬の内服はヘルペスウイルスの増殖を抑え。治癒までの期間を短縮することを目的としています。再発の頻度は個人差があります。もし1年に6回以上再発する場合には、再発予防目的で抗ウイルス薬を1年間毎日内服する治療法があります。

【③ 尖圭(せんけい)コンジローマ】

デリケートゾーンにできているコンジローマに関しては、塗り薬が処方されることが多いです。就寝前に1週間に3回塗布し、起床時に洗い流すことが大事です。この塗り薬は粘膜をひどく傷つけるので、膣の中には塗り込まないようにしましょう。治療期間は4週間から8週間ほどかかります。
一方、膣の中にコンジローマができている場合には塗り薬が使えないので、冷凍療法やレーザー蒸散、外科切除などが行われます。

【④ バルトリン腺のう胞】

のう胞が小さく、自覚症状がなければ経過観察となります。ただしバルトリン腺膿瘍のように痛みなどの自覚症状があれば治療対象となります。
治療としては、膿瘍の穿刺(針を刺す)もしくは切開して、中に溜まった膿を出します。必要に応じて原因菌の検査を行い、抗菌薬を投与することもあります。また、再発を防ぐためにバルトリン腺膿瘍の皮膚部分を一部切除して、内部とつながるような小手術(開窓術、造袋術と呼ばれます)を行うこともあります。
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