編集部|ビューティー
08.Nov.2020

デリケートゾーンにニキビ!? 陰部の“できもの”の正体って? 医師に聞いた、正しい対処法

Q3:デリケートゾーンにできものができないようにするために自分でできることは?

【① 毛嚢炎】

デリケートゾーンを清潔に保つことが大切です。ムダ毛の処理の際にばい菌が入ることもあるので注意しましょう。できるだけ高温多湿を避けるために、通気性のいいコットンやシルクの下着を着用することをおすすめします。また、月経時はナプキンをこまめに換えたり、布ナプキンを使ってみるのもいいかもしれません。膣炎を起こしているときは、おりものが原因となることもあります。おりものの調子が良くなければ、婦人科受診し洗浄してもらうのもいいでしょう。

【② ヘルペス】

性的な接触で感染しますので、症状のあるパートナーとは性的な接触を避けましょう。
また同居人がいれば、自分が症状のある時には別々のバスタオルを用いて同居人への感染を予防しましょう。
一旦感染したヘルペスウイルスを完全に体外に排出させることはできません。免疫力が低下したときにヘルペスウイルスが活発となり症状が出現しますので、疲れを溜めないように規則正しい生活を心がけましょう。たびたび再発する場合には対処法でも述べたように抗ウイルス薬を毎日内服する予防的投与が効果的です。

【③ 尖圭(せんけい)コンジローマ】

性的な接触で感染するコンジローマを予防するには、コンジローマをもっているパートナーとは性的接触を持たないことになります。お互いに気を付けて、コンジローマと思われるいぼがあるときは、パートナーに泌尿器科、もしくは皮膚科に受診してみるように言ってみましょう。
現在日本で承認されている、いわゆる子宮頸がん予防ワクチンであるガーダシル®は、HPVの6型、11型、16型、18型の感染に予防効果があります。コンジローマはHPVの6型、11型が原因ですので、ガーダシル®を摂取することでコンジローマ感染予防が期待できます。

【④ バルトリン腺のう胞】

バルトリン腺のう胞を予防する方法はありません。ただし、ばい菌に感染しないようにデリケートゾーンを清潔に保つことが大事です。しかしながらばい菌に感染し、バルトリン腺膿瘍となった場合には穿刺吸引することが多いですが、繰り返し症状が出る場合は手術(開窓術、造袋術と呼ばれます)を行うこともあります。これでも尚症状が再発する場合にはバルトリン腺を摘出することもあります。

教えてくれたのは……直レディースクリニック 竹村直也院長

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資格:医学博士 産婦人科専門医 母体保護法指定医
2000年神戸大学医学部卒業 2008年神戸大学医学部大学院修了
兵庫県立こども病院、日高医療センター勤務の後神戸大学病院産科婦人科助教。淀川キリスト教病院産科婦人科部長、竹村婦人科クリニック勤務の後2020年5月直レディースクリニック開業。
 
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