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いい男に会いたい!
25.Oct.2018

【ぼくのりりっくのぼうよみは"終了"します!】スペシャルインタビューをお届け!

2019年の初頭を目処にぼくのりりっくのぼうよみは“終了”します

ぼくのりりっくのぼうよみ R . I . P . 『輪廻転生について』

新曲で自身の死生観を綴ったり、SNSの全投稿を削除したり……。最近の"死亡フラグ"はフェイクではなく、実際にフィナーレは近づいてる。若くして引退を決意した天才の胸中は、やっぱり「なんかいい感じ」でした。

自分の葬式のために楽曲を作っている感覚

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 「そうなんですよー。2019年の初頭を目処に、ぼくのりりっくのぼうよみは〝終了〞します」と、あっけらかんと認める。なんだか拍子抜けしてしまうほど、悲壮感は皆無。いつも通りの淡々とした語り口で、決断の理由を語ってくれた。

 「ちょうどデビューしてから3年ぐらい経つのですが、いろいろやって、いろいろ見てきて、〝ぼくりり〞という物語はここで完結するのがベストだと思ったんです。もともと夢や目的を持って活動を始めたわけではないし、達成感や挫折感がきっかけになったわけではなくて。単純に、30巻以上のコミックスを積み重ねても連載が続いていく漫画もあれば、3巻で終わる漫画もあるじゃないですか。『そういうもんなんだ〜』と思っていただければ幸いです」

 まだ二十歳。卓越した作詞作曲のスキルを持ち、デビュー前から天才と呼ばれてきた。ゆえに早すぎる幕引きは衝撃のニュースだが、理由はどうあれ「待ったナシ」。彼がリリースする楽曲は、すでに締めくくりに向けてシフトチェンジされている。「7月に配信スタートしたシングル『輪廻転生』で描いたのは、まもなく訪れる僕自身の未来です。ひとりで荒野を歩いていた人間が、やがて天国に辿り着く。そうして死を迎えた後、新たな生を歩みだしていく。そうやって、すべての物事は巡っていくし、それこそ生と死は表裏一体というか。だからこそ、僕は何かが『終わる』ことを極端に悲しむ必要はないと思うんですよね」
今後も自身の死生観を色濃く反映させた楽曲が続く。先頃配信リリースした最新シングル『僕はもういない』は、タイトル通り〝遺書〞に近い。

「人間って、自分が置かれている環境だったり、時流に応じて変化していきますよね。でも世間では一貫性が重視されている。変化を恐れずに、最終的な取捨選択は自分ですることを重視したいんです。
『僕はもういない』は、そういう決断をした人のお話で、意外と前向きな曲に仕上がっていると思います(笑)。最近は、自分のお葬式に向けて、お線香や供花の代わりになる楽曲を作っている感覚ですね。言わば、僕なりの〝R.I.P.〞を楽しんでもらえたらなと」

最後の3文字は「安らかに眠れ」という意味のスラング。深読みが可能なメッセージだが、ぼくのりりっくのぼうよみ自身が〝終了=死〞を前向きに捉えていることは確かだ。
例えばメキシコでは、死と生まれ変わりの象徴として先祖の骸骨を身近に飾る風習がある。今でもポップな骸骨グッズの名産地として有名だ。その根底にあるのは、死は生の区切りではあるけど、決して終わりではないという考え方だ。
「死を身近なものとして捉えているという意味で、結構近いのかもしれませんね。全然関係ないんですけど、先日ツイッターで『TENGAとコラボしたい』とつぶやいたら、先方から商品サンプルがたくさん届きました(笑)」

いやいや、最後に〝ひとりエッチ〞をレペゼンする意味って!? 天才の思考回路は難解だし、実現するかも分からない。けど……なんか楽しみ。

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