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03.Dec.2017

【綿矢りさ×松岡茉優】「人生を変える」ほどの映画を年末に観だめする

女優の松岡茉優さんと、芥川賞作家の綿矢りささんが映画トーク! 視聴料だけで人生が百八十度変わる映画を教えてもらいました。

いつまでも心に残るのは 主人公に厳しい映画!?

【松岡】 大掃除と同じで、私は年末に心がスッキリする映画を観たくなります。今回はストーリーが面白いだけじゃなくて、一年の総決算として、自分を省みたり、初心に帰って仕事に励めるような作品を選びました。

【綿矢】 私も年末は映画を観て感情をリセットすることが多いのですが、『愛と追憶の日々』のように少し昔の作品を選ぶ傾向があります。「どの時代も人間は同じような葛藤を抱いて生きているんだ」と思うと、慌ただしい年末の焦燥感が治まるので。

【松岡】 じつは、綿矢さんも挙げている『トゥルーマン・ショー』は、私が俳優を目指すきっかけのひとつになった映画なんです。虚構の世界で生きていたことに気づいた主人公が、最後に見せた挨拶が最高に"粋"で! 人の価値観に影響を与える作品に、自分も携わってみたいなと。

【綿矢】 実際に私が書く小説は、今回挙げた映画に影響を受けた部分も。主人公を甘やかさないところとか。

【松岡】 たしかに、私が主演させていただいた綿矢さんの小説が原作の映画『勝手にふるえてろ』も、題名からして主人公に厳しいですね(笑)。でも、働く女性が息抜きをしたり、自分のダメな部分を許すこともできて、年末にはぴったりの映画です!

【綿矢】 キラキラした恋愛作品じゃないですが、あえてクリスマスに観て欲しいですね。私の経験上、イブの夜は意外性のある映画を選んだほうが記憶に残るので(笑)。
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綿矢さんがすすめたい映画「悲劇的な物語に教訓を得ています」

仕事観を変えた!▶ 『トゥルーマン・ショー』
虚構の世界と現実世界の違いとは? 働く意味を考えさせられます。

人生観を変えた!▶ 『ラストエンペラー』
悲劇的な歴史映画。主人公を美化しすぎない作風に魅了されました。

恋愛観を変えた!▶ 『愛のコリーダ』
「ここまでやるか!」という過激な性愛描写は、もはや芸術です。

友情観を変えた!▶ 『華麗なるギャツビー』
原作は名作文学。一途で不器用な男の生き様や友情関係を学べます。

絶対観て欲しい!▶ 『愛と追憶の日々』
主人公はキャリアウーマンに囲まれた主婦。生き方を見直せる映画。

松岡さんがすすめたい映画「年末には人間味あふれる映画を!」

仕事観を変えた!▶『ジャージー・ボーイズ』
大好きな音楽に打ち込む登場人物を見ると、私も初心に帰れます。

人生観を変えた!▶『トゥルーマン・ショー』
偽りの世界で最後まで自分らしさを貫く主人公に感銘を受けました。

恋愛観を変えた!▶『しあわせのパン』
パンを分け合うことに幸せを感じる関係性が素敵だと思いました。

友情観を変えた!▶『桐島、部活やめるってよ』
10代で出演した作品。人間関係について考えさせられる群像劇です。

絶対観て欲しい!▶『東京ゴッドファーザーズ』
捨て子の親探しに奮闘する心温まる映画。冬に観たくなる名作です。
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【綿矢】私が書く小説は、今回挙げた映画に影響を受けた部分もあります。<br>【松岡】人の価値観に影響を与える作品に、自分も携わってみたいな。
 教えてくれたのは 

作家 綿矢りささん
1984年生まれ。2004年『蹴りたい背中』で第130回芥川賞を19歳で受賞。『かわいそうだね?』、『夢を与える』など著書多数。

女優 松岡茉優さん
1995年2月16日生まれ。『勝手にふるえてろ』が映画初主演作。来年は『blank13』、『ちはやふる-結び-』などの出演作が公開予定。


 INFORMATION 

『勝手にふるえてろ』
 12月23日公開!


中学の同級生「イチ」に10年間片思い中のOLが主人公。暑苦しい会社の同期「ニ」に告白され、理想と現実の間で揺れ動く……。暴走する主人公の恋の行方を応援したくなる痛快ラブコメディ。

撮影/女鹿成二(松岡さん分) スタイリスト/有本祐輔(7回の裏) ヘア&メイク/宮本愛(綿矢さん分)田中陽子(Lila)
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