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01.Jun.2018

【6/1(金)公開】愛した男を記憶できない。そんな彼女が手に入れた、史上最も幸福なハッピーエンド。『50回目のファーストキス』

愛した男を記憶できない。そんな彼女が手に入れた、史上最も幸福なハッピーエンド。『50回目のファーストキス』

恋愛している時は、「3年前の今日出会った」とか「付き合い始めて2周年」とか、お祝いしたい人って結構いるんじゃないかなと思います。中には、僕は記念日を祝いたいのに彼女は無頓着、みたいに二人の間に温度差があると、「全然覚えていない!」ってケンカになったりするカップルもいるかもしれません。
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©2018 『50回目のファーストキス』製作委員会
個人的には「付き合い始めて今日で10日目の記念日なのに!」とか「100日目なのに!」とか言われると「そんなん覚えてられんがな!」と思ったりもしますが、例えば結婚記念日とか誕生日とかまで覚えてないとなると、さすがに「この人、私のこと全然気にかけてないんだ……」と思っちゃうのも当然のこと。人間関係はどれもそうですが、特に恋愛では「覚えていること」が、「二人の関係を大事に思ってくれている。私のことを愛してくれている」という実感につながるもの。「愛情の本質はそこじゃない!」って言う人もいるでしょうが、意外とそういうものですってば。だって「昨日この話してたのに、なんで全然覚えてないの!?」とか「何度も牛肉嫌いって言ってるのに、誕生日のディナーがウルフギャングってどういうこと!」とか、そんなことがちょいちょい続けばこの人と付き合うのダメかもと思っちゃうのも無理はありません。
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©2018 『50回目のファーストキス』製作委員会
さてそんなこと考えながらご紹介したいのが、ハワイを舞台に描く『50回目のファーストキス』。長澤まさみ演じるヒロイン瑠衣は、ある事故に遭って以来、その後遺症で記憶が1日しか持ちません。つまり彼女の中で「記憶」として蓄積さているのは、事故の前日まで。そこから先の毎日に新しい出会いや体験があっても、翌日になれば全て忘れてしまう。そんな中で、山田孝之演じる大輔と出会います。
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©2018 『50回目のファーストキス』製作委員会
映画の見どころは、前日の出会いを忘れている瑠衣に対して、大輔が毎日毎日工夫して仕掛ける「出会い」。大失敗してもある意味怖くないのは、瑠衣は翌日になれば忘れてしまうから――と前向きにとらえ、その瞬間笑顔にすることに体を張る大輔がすごーく魅力的です。でも瑠衣は、毎日朝起きると目の前にいる「大輔」のこと、そして「大輔が好き」ということを覚えておらず、それが「病気のせいであること」を毎日周囲から教えられて涙を流し、でも翌日にはそのすべてを忘れてしまう。喜びと悲しみが同時に消えてしまうので本人は平気ですが、周囲どうしようもなく切なく辛いに違いありません。
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©2018 『50回目のファーストキス』製作委員会
さてそんな恋愛が、どんなところに行き着くのか。これはもしかしたら、女子的に見たら史上最も幸せなハッピーエンドかもしれない――と思うのは、きっと私だけではないはずです~。
『50回目のファーストキス』
©2018 『50回目のファーストキス』製作委員会

文/渥美志保
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