エンタメ
恋に効くエンタメニュース
05.Oct.2018

なぜか全裸な“ケンカツ”山田裕樹が可愛い『あの頃、君を追いかけた』

なぜか全裸な“ケンカツ”山田裕樹が可愛い『あの頃、君を追いかけた』

ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」で人気上昇中の山田裕樹の主演映画『あの頃、君を追いかけた』は、高校の同級生7人の10年を描く青春もの。グループの中で片思いを交錯させながらも、それ以上に素敵な友情で結ばれた7人が、なんともキラキラと美しい作品です。
pattern_1
物語の中心は、山田裕樹演じる浩介と、齋藤飛鳥演じるヒロイン、真愛(まな)の恋愛です。浩介は、勉強に興味ナシ、中国拳法にハマる“筋肉バカ”で、真愛は成績も可愛さもクラスで一番の大人びたお嬢様。クラスの席がたまたま前後だったとか、自主朝練の浩介と、早朝の静かな学校で予習をする真愛が出くわすとか、夏休みに行った海の思い出とか、大学受験をきっかけに別れ別れに……とか、この年代ならではのエピソードが満載。誰もが自分の学生時代を思い出すに違いありません。
pattern_1
pattern_1
そんな感じの切なく、美しく、繊細な映画でありながら、時に「なぜ?!」と思うような設定があるのがこの映画のものすごく面白いところ。中でも主人公の浩介が“裸族”であるという設定にはド肝ぬかれます。
青春ものらしいいかにもな高校生活の風景で始まりながら、浩介は学校から家に戻るやいなや(というか、家に入る前から)1枚また1枚と服を脱ぎ棄てて、全裸で扇風機の前に立つ、という場面には、一瞬何が起こったのかわかりません。えっ?えっ?えっ?と思っていると、トイレから出てきた父親もこれまた全裸。家の中で唯一服を着ている母親は、この“裸族”の父子を当然のことのようにスルーするのも妙に笑えます。
pattern_1
こうした設定が、映画の「キラキラ感」や「切なさ」にまったく損なっていないのもすごいところ。浩介のそういうバカさが逆にかわいく思えるのは、山田裕樹という俳優がすごーく上手だからに違いありません。10年後に彼らが迎える切ないラストも、そういうキャラクターのおかげで明るく爽やか。拾い物の青春映画です。
pattern_1
『あの頃、君を追いかけた』
(C)「あの頃、君を追いかけた」フィルムパートナーズ
文/渥美志保
13 件

キーワード

あなたへのおすすめ