スタイリスト 小山田早織の人生に効くファッション名言
悩めるwith girlsのためにオーダーメイドで組んだコーディネートに加え、理論派スタイリストならではの、わかりやすく心に響く、キラーフレーズもお届けします。
今月のお悩み:一緒にいる人を疲れさせる"キメすぎコーデ"を卒業したい!
甘服好きかつ上品志向のwith girlsに多い、「いつもコーデがキマりすぎ」問題。今回はそんなwith girlsを代表して松川莉穂さんが変身! フェミニンさは残したいという思いを汲みつつ、スタイリスト小山田さんはどんな風に変えていくのか? まずはカウンセリングからスタートです。
相談者は、with girls Editor 松川莉穂さん。看護師として働く24歳。制服勤務のため、おしゃれができるのは休日だけ、ということもあり、気合の入った服装になってしまうのが悩み。今回は、長い髪も切って、おしゃれだけど親しみやすい人を目指す。コーデはいつも双子のお姉さんに相談しているそう。
実は撮影前に髪を切りました!
松川さんの写真を見た小山田さんが髪を切ることを提案。当初は戸惑った松川さんでしたが、ヘアカットを決断!そこで、小山田さんおすすめサロン「ABBEY2」でばっさりカットを決行!
長すぎて重たい印象なロングヘアから、女性らしさは残しつつ軽やかなこなれヘアに変身!
「今までロングにこだわりがありましたが、巻き方も教わり、ミディアムでも女性らしくなれるんだと感動」と大満足の松川さんでした!
小山田 今日はよろしくお願いします。最初に〝一緒にいる人を疲れさせるコーディネート?を卒業したいとのことですが、そう思われたきっかけを教えていただけますか?
松川 はい。実はデートした男性から「適当な服装でごめんね」と謝られたことがあるんです。私としては、いつも通りの服装だったのですが、 相手からするとかなり気合が入っているように見えたみたいで……。
小山田 なるほど。松川さんの〝普通?が周囲からすると、きれいに決まりすぎていて、一緒にいる人を恐縮させてしまっているんですね。
松川 そうみたいなんです。仕事は制服があるので、おしゃれできるのは休日だけで……。それもあって頑張りすぎちゃうのかもしれません。
小山田 おしゃれを頑張るのは素敵なことだと思いますよ。でも、大人のおしゃれって、自分
がよければそれでいい、というものではなくて、周囲に与える印象も大切。今回は、松川さんのおしゃれ心を満足させつつ、周りの人を恐縮させないファッションを考えてみましょう。
松川 よろしくお願いします!
小山田 普段のお写真を拝見すると、キレイ色を着られることがとても多いようですね。
松川 大好きなんです! キレイ色って女性らしいし、可愛いですよね。
小山田 華やかな色使いも周囲を圧倒してしまう原因のひとつかもしれません。
松川 でも、私、かっこよくなりたいわけじゃないんです。
小山田 大丈夫ですよ。キレイ色がなくてもフェミニンは作れます。
松川 ぜひ、よろしくお願いします。
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