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子どものおしゃれトピックス

【まだ間に合う!絶対に後悔しないランドセル選び②】そもそもラン活って必要ですか?

小学校入学を控えた親子がランドセル購入のためにする活動、いわゆる「ラン活」。
子を持つ親の間にラン活という言葉が浸透していくにしたがって、年々ラン活の開始時期は早まっています。SNSやママ友の情報から、焦っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

さかのぼること10年ほど前から、デザインと子どもの背負い心地の良さのどちらも追求した工房系ランドセルの人気が出たことにより、ランドセル選びが一筋縄ではいかなくなったと言われています。工房系ランドセルはひとつひとつ職人が手作りするため、生産数が限られるからです。
そして、5年ほど前には「ランドセルが売り切れで買えない!」という人が続出するほどラン活が過熱。人気の店舗では発売初日に早朝から長い行列ができたり、オンライン予約開始日に親が会社を休んでパソコン前でスタンバイするなど、社会現象も巻き起こりました。
現在は、工房系の受注生産システムが確立され、ブランドの選択肢も増えて人気が分散していることもあって、「ランドセルがどこも売り切れで買えない!」ということはないそうです。

また、ラン活という言葉ばかりが先行することで、ラン活に否定的な意見を持つ人も増えています。インターネットの検索ワードにラン活と打ち込むと「くだらない」「親のエゴ」などという言葉が並びます。一般的に購入できるもので充分に機能を果たすだろうから、特別に何か活動をする必要があるのかと疑問に思うようです。
一方でラン活肯定派は、6年間毎日使うものなので慎重に、そして我が子(または孫)により良い物を選びたいと考えているようです。

前回の記事では、幼稚園(保育園)年中の秋頃からカタログの請求を始め、年長の春から夏にかけて店舗や展示会に足を運んでランドセルを選ぶ流れが一般的なラン活だとご紹介しました。
そこで今回は、そのラン活の流れに乗り遅れた場合はどうなるのか、現役小学生家族の実体験を取材しました。
 

11月にデパートで工房系ランドセルを購入

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鞄工房山本の2019年度モデル。黒に黒のステッチデザイン。入学式に撮影。
1人目は、3年前に長男が小学校に入学する時になって初めてラン活の実態を知ったという、東京都在住で3児の母の阿部麻希さん。

「私にはランドセルを予約して買うという概念がありませんでした。確かに、ラン活って言葉を見かけたり聞いたことはあったんですが、張り切ったお母さんが早まってるだけだと思ってました……」

おしゃれなママとして、15000人近いフォロワーを持つインスタグラマーの阿部さん。 (阿部さんのインスタグラム→@makincoa)
長男が小学生になってからは毎年「どこのランドセルを選んだのか」とフォロワーから質問されるので、そのたびに

「ランドセルにも書いてないし、ほんっとにわからないんですけど、タケダかな。そんな日本人の苗字だったと思います」

と答えていたそう。そこで今回きちんと調べてみたら、鞄工房山本のランドセルということが判明。
鞄工房山本といえば、本店は奈良ですが、受注生産を始めるまでは銀座店や横浜店に発売開始日は朝から長い行列ができていたことで有名な工房系ブランドです。職人が手作りで仕上げる高級感と、デザイン性の高さが人気。そんな人気の工房系ランドセルを、ラン活の知識が全くなかった阿部さんがいつ購入したのかと聞けば、11月とのこと。

「長男が年長の秋になって、同級生のママたちからも、まだランドセル買ってないの!?と驚かれることが増えたので、長男を連れて二子玉川の髙島屋に出かけました。なぜ髙島屋にしたのかと聞かれても、優しいママ友が調べてくれた有名なブランドはもう予約終了していたので、それでもデパートに行けば何かしらあるだろうという単純なイメージからで……。
髙島屋には11月でもランドセルがたくさん並んでいましたよ。息子は洋服のデザインにもこだわりがないタイプなので、とにかく軽くてシンプルな黒を私が選びました。素材はなんとなく自分のバッグを選ぶようにレザーだったらいいのかなと思って、黒いレザーのランドセルの中でも比較的軽くて、背負いやすそうだったこれに決めたんです」

現在、息子さんは4年生。
「2年生にあがる時に楽天でクリアのビニールカバーを買い足してつけていることもあり、今も全くダメージは感じません。帰宅したら玄関にランドセルを投げ捨てているので、丈夫そうなブランドのレザー素材にして良かったと満足しています」

阿部さんのようにランドセルの知識が全くない人は、様々な人気ブランドがセレクトされていて、一度に比較できるデパートでランドセルを探してみると良さそうです。強いこだわりがなければ、ラン活に出遅れたとしても、デパートで良い物が見つかりそう。日本百貨店協会はランドセルアドバイザーという資格認定制度を設けているので、専門性の高い販売員に質問ができるのも心強いです。
次のページ>>オンラインのみでラン活を終了したり、1月に店舗で購入できたという話も
 
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