with5月号では、「腸の”むくみ”をとって、ウエスト5センチやせ!」を特集。
自律神経研究の第一人者でもある順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生によると、脳の支配から独立して、自律神経と相互に連携しながら生命活動を支えているのが腸で、脳にも影響を与えることも明らかになっているんだとか。
腸がむくむだなんて、信じられないと思いますが……写真を見れば一目瞭然!! 左の腸は右の腸と比べ、腸管がパンパンにふくれあがっているのがわかります。

まずは、あなたの腸のむくみ度合をチェックしよう!
<“腸のむくみ”15のチェックリスト>
□体が重く、常にだるさがある
□便秘が3日以上続く、または下痢になりやすい
□オナラが臭い
□体温が36度以下で冷え性
□足や顔がすぐにむくむ
□ニキビや吹き出物が出やすい
□いつもイライラして怒りっぽい
□すぐに落ち込む
□つい食べすぎてしまう
□ストレスが溜まるとお酒に逃避
□健康のために食事制限中
□純粋な水をあまり飲まない
□よく一人で急いで食事する
□食事の時間が不規則
□朝食をとらないことが多い
>>診断結果はコチラ!
0~3個:自律神経の働きはバランス良好で腸もむくみ知らず。
4~7個:日によっては腸がむくんでいることも。
8~11個:かなり高い確率で腸がむくんでいるはず。
12~15個:完全なる“むくみ腸”。今すぐ手を打って!
ストレスや不規則な生活が“むくみ腸”を引き起こす原因。便秘が長く続くと腸内に悪玉菌が増え、炎症が起きて血流が悪化。結果、ひどいむくみにつながってしまうんです。
そもそも腸って、どんな働きをしているのかも確認しておきましょう!
<what is 腸>
1.水分を吸収して便を排出。美と健康のクリエーター!
「腸は食べ物の消化から、吸収、排泄までを一手に担う大切な器官。栄養をエネルギーに換える役割もあります。肌や髪などの末端の細胞まで栄養が行きわたり、体の調子を保てるのは、まさに腸が健康であってこそ。逆に食事のとり方に問題があると、その影響は腸を通してすぐに体に表れます」
2.脳の支配を受けていない!? むしろ腸が脳に影響を与えている
「生物の進化をさかのぼれば、脳よりもまず先にできたのが腸です。最近では腸を”第二の脳”と言う人も増えましたが、むしろ腸が主役で脳が脇役。また腸は自律神経によって成り立っているため、脳の支配を受けていません。むしろ腸が脳に影響を与えているという研究結果も出ています」
3.”楽しい気持ち”は腸がつくっている!
「腸の調子がいいと自律神経のバランスが整いやすく、気持ちも明るく前向きになるものです。また”幸せホルモン”として知られるセロトニンも、実はその95%が腸の動きによって分泌されます。つまり、腸内環境は心の状態ととても密接につながっているということです」
こんなにも健康に関わる腸だから、しっかり管理することが大事ですね!
腸のむくみを改善する正しい生活リズム、食事のとり方、簡単エクササイズ法はwith5月号で徹底的に伝授しています。
腸美人で、痩せやすい体を手にいれちゃおう♪
*with2015年5月号より