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27歳のSDGs
28.Jun.2020

ハンバーガー1個を捨てると浴槽 15 杯分の水が無駄に!?【食のこと語ってみよう】

\ちょっと真面目に/

【食のこと語ってみよう】自分も地球も健やかに!今こそ始めるプチ改革

誰かと食卓を囲むとき、丁寧に作られた食材を前にしたとき……。あなたにとって、「食」の幸せって何ですか?STAY HOME中に、食生活を見直した人も多いはず。あなたが個人レベルで考えていることは、地球の未来にも繫がっているんです。自分にも地球にも優しい、フードアクションについて聞きました。
教えてくれたのは
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食品ロスジャーナリスト井出留美さん  食品ロス問題専門家/ジャーナリスト。著書に『「食品ロス」をなくしたら1か月5,000円の得!』(マガジンハウス)、『賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか』(幻冬舎)がある。2018年、第2回食生活ジャーナリスト大賞食文化部門受賞。Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2018受賞。
\知っていた?/
命運を分けるのは私たちの「何となく」

地球の危機はすぐそこに!

「食」と「地球」は、切っても切れない関係!? 私たちが普段、何気なくしていることが、地球規模の問題に繫がっています。
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\私たちの小さなチリツモでこんな現状が!/
食品ロスは年間612万t!
コンビニ1店舗あたり年間600万円分の食品がゴミに
本来食べられるはずだった食品が、食べ残しや期限切れなどにより棄てられてしまう「食品ロス」は、日本ではなんと年間612万t! コンビニで売れ残ってしまった商品は、1店舗あたり年間600万円におよぶとの試算も。コンビニが割高なのは、私たち消費者が購入するときに廃棄費用をプラスして支払っていることもあるから。ゴミがたくさん出る自治体は廃棄物処理の費用が多くかかっています。
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2050年には 食品ロスは年間612万t! の重量<プラスチックの重量
自然や文化を水没させてしまう!?
プラスチックごみの9割がリサイクルされていないのが現状で、毎年800万t以上のプラスチックごみが海に流れ込んでいる。このままでは、2050年には海の中のプラスチックの重量が、魚の重量を超えてしまう!? また、ごみを燃やすときに排出される二酸化炭素は地球温暖化を進め、海面を上昇させるので、海抜の低い島国や、“水の都”と称えられるベネチアは高潮の被害が大きく、水没の危機にさらされています。
\ちなみに/
ハンバーガー1個を捨てると……
浴槽15杯分の水を無駄にしている!?
「ハンバーガーの具材である小麦やレタス、トマト、牛肉などを育てるために、ハンバーガー1個あ
たり2400〜3000ℓの水が使われています」(井出さん)
“KEYWORD”
仮想水って……?
海外から食材を輸入するとき、「その食材が作られる過程で使われた水を、一緒に輸入している」と見立てたのが“仮想水”。バーチャルウォーターとも呼ぶ。日本は水が豊かな国なのに、とてつもない量の水を輸入している……!?

要は私たちの 「ちょこっと」 の積み重ねです

「地球規模」と言われるとハードルが高いと感じてしまうけど、実は私たちの「ちょこっと」の積み重ねが解決に繫がります。
「一人暮らしなら、調味料は小さめのものを買う、キャベツを丸ごとじゃなく半分買うなど、私たちの身近なところでも、始められることはたくさんあります」(井出さん)
イラスト/Azusa Fukuda 取材・文/栗本千尋 構成/森口裕子 ※再構成 with online編集部
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