編集部|ライフスタイル
26.Oct.2016

東日本大震災から5年半。輝く女性を応援し続ける「ランコム」の復興支援のカタチとは?

『Eyes for Future by ランコム』
輝く女性を応援し続けたい
~ランコムによる息の長い支援とは~


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1万5000人以上の方が犠牲となった東日本大震災。あれから5年半が経ち、日々変化する社会の中では震災関連のニュースは減ってきています。2011年当時、報道機関に勤務していた私も被災地に取材に行き、避難所で多くの方の悲しみにふれ、そして被災地の現状を目の当たりにしました。

今、街はどのように変化しているのか、被災地の方たちは何を感じているのか、自分の目で確かめたく、宮城県石巻市を訪れました。

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自然災害が発生したときには、募金や物的支援、人的支援など様々な‟支援の形”があります。コスメブランドのランコムは、東日本大震災発生後の2011年6月、『Eyes for Future by ランコム』というプロジェクトを立ち上げました。

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当初はコスメカウンターでランコムのマスカラを購入した際、100円が被災地に寄付されるという仕組みでしたが、2年後の2013年から、石巻市、NPO法人と連携して女性の自立のサポートを開始。

プロジェクトへの応募資格に年齢の上限はなく、‟サロンを開きたい”‟ヨガ教室を開きたい”‟パン屋さんを開きたい”など様々な夢を持った女性たちが集まり、半年間かけてビジネスの基本から学んでいきます。

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4期目となった今年は21歳から68歳の女性が全国から集まり「デジタル化に対応する発信力」を軸に、3月から10月までの半年間講義が行われました。インターネットやパソコンは初心者という方もいらっしゃった中で、全員でホームページの制作、SNSの発信の仕方を学び、最終的にはホームページの立ち上げまで行ったのです。

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半年間の講習を終えて修了式を迎えたこの日、ステージで修了証を受け取るみなさんには笑顔があふれ、達成感から涙する姿も見られました。

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今回の受講生で最年少の渡邊明日香さんは兵庫県で生まれ、幼いころから阪神・淡路大震災のことを聞いて育ちました。東日本大震災の時にもボランティアに参加したことから、被災地には人一倍強い思いがあり、今回のプロジェクトへの応募を決めたそうです。
講義のために毎回夜行バスで片道13時間かけて石巻市に通い続けたそう! 今はインターネットで多くの情報が入る時代ですが、「このプロジェクトに参加することで被災地の人達の声を聴いたり、様子を目の当たりにしたりすることで自分ができることは何なのか考えるきっかけができ、人と人のつながりの大切さなどを感じられたんです」と話していました。渡邊さんは「福祉の現場でメイクの楽しさを伝えていく」ことが夢だそう。

今回の取材を通して気づいたことがあります。久しぶりに降り立った仙台駅で私が最初に感じたのは、街が整備され綺麗になったということ。ただ、石巻のみなさんから聞こえてきたのはまだ復興の途中であるということです。時が経つとともに、風化するのは避けられないものですが、まだまだ復興の途中であることを、すべての人が忘れてはならないと改めて感じました。そして震災という悲しみを乗り越え、新しいことに積極的にチャレンジする女性がたくさんいることも……。

受講者のみなさんから、失敗を恐れずに挑戦することの大切さを、またそこには長い間支援をしてくれるランコムをはじめとする様々な団体が存在することも知りました。私自身、今後どんな環境に置かれたとしても、挑戦するという気持ちを持ち続けていたいと思います。そして、今後も『Eyes for Future by ランコム』からキラキラと輝く女性が出てくることが楽しみです。

取材・文/with girlsキュレーター 徳山沙季

2017年も「Eyes for Future」開催決定!
11月末からはじまる募集を要チェック!
http://yappesu.jp/

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