
こんにちは、ライターのさえり @N908Saです。
20代後半にさしかかって、急に「結婚」の二文字がだんだんと現実味を帯びてくるようになった。ほんの1年前までは、好きな人がどうとかイケメンがどうとかみんなでワイワイ話していたのに、たった1年で状況は一変した。

同い年の友人と会えば、99%「結婚」というワードが出る。イケメンの話だけでワイワイしていた時期はすぎ、「その人とは結婚を考えられるのか」が必ず話題に上がる。
仕事をやっていれば「よく頑張っている」と友人評価は上々だったのに、チェック表はいつのまにか横に伸び、「仕事」「彼氏の有無」の2つから、「プロポーズ」「結婚」「出産」と意識しなければならない項目が増えていく。
周りの友達は次々と結婚していくし、「まさかあの子が」という友人もサクッと結婚していく。実家に帰れば「いつ結婚するの?」とプレッシャーをかけられる。
「結婚か仕事か」と天秤にかけられるわけがないとわかりながらも、見えない秤にのせては腕を組み、そのうち何を頑張ればいいのか道を見失う。
そしてこう思う。
「私の人生ってどうなるんだろう」

そんな女子たちの救世主となるような本が、先日祥伝社から出版された。それが、『Aさんの場合。』だ。

http://u0u1.net/BscK
漫画にでてくるAさんは「独身」。仕事を一生懸命に頑張っていて、一人でいるのが楽しいという、少し不器用な女性。(以下祥伝社Webマガジン「コフレ」より抜粋 http://www.coffret-web.jp/asannobaai/)


そしてもう一人の主人公Bさんは、結婚していて子どももいる。世間の流れに特に逆らうこともなく、器用に生きてきたタイプの女性。


この漫画が、悩める女性たちに刺さって刺さって仕方ないと話題だ。
「わかってくれてありがとう」
と続々メッセージが届くという著者のやまもとりえさんに、20代後半女性たちがぶつかる「結婚か仕事か」という問題についてお話を伺いしました。

メール:saeri.otegami@gmail.com
Twitter:@N908Sa
対談撮影/窪徳健作