編集部|ライフスタイル
04.Mar.2017

【第3回】「人は人、自分は自分」で楽になれる。「Aさんの場合。」著者やまもとりえさんに聞く‟ がむしゃらになって行動したことが糧になる”



本記事は後編です。前編はこちら(【第1回】結婚と仕事どっちを選んでも地獄行き?「Aさんの場合。」著者やまもとりえさんに聞く‟私の人生ってどうなるんだろう”【第2回】結婚と仕事どっちを選んでも地獄行き?「Aさんの場合。」著者やまもとりえさんに聞く‟自分を救う選択”)からお読みください。


「自分に価値がない」とまで思って婚活の鬼になったあと、やまもとさんがどうやって今の旦那さんとうまくいったのか個人的にとても知りたいです……。

結局、婚活で出会った人とは誰ひとりとしてうまくいかなくて、その後「もう無理かも」と半分諦めたときに今の旦那さんとうまくいきはじめたんですよね。

私はずっと周りに「結婚が遅そう」と思われていて。婚活がことごとく失敗に終わった後、29歳のときに猫を飼い始めたんです。そしたら周りが「終わったね」って(笑)。

たしかにそれよく聞きますよね。「独身女性がペットを飼い始めたら終わり」って。

そう。でも結局は猫がきっかけで、いまの旦那さんと仲良くなって。婚活にのめり込んでいた時は結婚の「け」の字もなかったですし、結局こうしなきゃいけないとか、周りがどう言うかよりも自分がやりたいことをやっていれば良かったんだなぁと。

たしか旦那さんは年下でしたよね?

そうです。4歳年下で、すごく恥ずかしがりやな人で。「付き合ってください」の言葉も言えないような人でしたね。

「結婚」はスムーズに進んだんですか?

結果的にはスムーズに進んだんですが、なんせ4つ年下で当時25歳だったので、「この人は私と結婚する気があるのか」というのは私の中ですごく気になっていて。それで、単刀直入に聞いたんです。「私と結婚する気がありますか?」って。

どストレート直球勝負ですね。

そう。「私には時間がないので、する気があるかどうかだけでも教えてください」って聞いたら、「ありますよ」と言ってくれてホッとしました。でも今度は「私が聞いたから無理して結婚してくれるんじゃないのかな」とか悩んじゃって(笑)。

相手がいない時はいない時で迷うし、恋人がいればいるで迷うし、プロポーズされなければされないで悩むし、この時期の女性のややこしさは最大級ですが、ちょうわかります……。


「【育児関係ない日記】プロポーズ2」(http://ameblo.jp/rinpotage/entry-12097000861.html)より

でも、自分で聞いちゃうほうが潔くていいですよね。世の中では「ゼクハラ」っていうパターンもありますけど、「結婚したい」と思っているならそれを素直に伝える方がよさそうですよね。

理想通りにいかないことの方が多いんだろうし、遠回しに腹の探り合いをするよりは聞いてよかったのかな?とは思っています。本当はベタに、ひざまずいて「結婚してください」って言うプロポーズが良かったんですけどね(笑)。女の人のタイムリミットの意識とか、そういう「事情」は男性には言わないとわかってもらえないかもしれないですし……。

それで結婚して、いまでは2歳の息子さんがいるんですよね(育児日記http://ameblo.jp/rinpotage/)。

結婚してよかったなぁって思いますか?

思います。どっちがいいとか悪いとかはないんですが、私は今の生活が好きですし、旦那さんのことも大好きなんです。あのころ婚活でだいぶおかしなことになっていたけれど、がむしゃらになって行動して「もう無理だ」と思えたこと自体は私にとっていいことだったと思っています。

(振られて必死に婚活して、あきらめた頃に素敵な旦那さんと出会って今幸せな生活を営んでいるなんて、わたしたちの希望の星……。)

いま思えば、いろんなことを考えて焦るのも大事かもしれないけれど、そこまで悲観しなくてよかったなぁとは思っています。でもこの体験自体が『Aさんの場合。』を書いた時にもすごく役立ったんですよね。独身時代にわたしが思っていたことも盛り込まれています。

やまもとりえさん
イラストレーター。2歳の息子(天パ)、4歳年下の旦那さん(なで肩)、猫のトンちゃん(ガリガリ)と、大阪でまったり暮らす。育児のことを綴ったブログ『やまもとりえ育児日記』が、1日20万アクセスを越える人気ぶり。本書がはじめての著書となる。試し読み→ http://shodensha.tameshiyo.me/9784396615871


http://u0u1.net/BscK



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プロフィール
さえり
ライター。出版社勤務の後、Web業界へ。人の心の動きを描きだすことと、何気ない日常にストーリーを生み出すことが得意。好きなものは、雨とやわらかい言葉とあたたかな紅茶。
メール:saeri.otegami@gmail.com
Twitter:@N908Sa

対談撮影/窪徳健作

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