編集部|ライフスタイル
01.Apr.2017

一新された洗濯表示の正しい見方を覚えて、冬服アイテムのお手入れに役立てよう!

この冬から洗濯表示が一新。国際規格に合わせた新表示は、シンプルで覚えやすい! 正しい見方を覚えて、冬服のお手入れに役立てて。

新しい洗濯表示、ココがポイント!

洗えるかどうかが明確に! 新表示は、おうち洗濯の強い味方
「昨年12月1日以降に作られた商品には新表示をつけることになりました。店頭の洋服も徐々に新表示に切り替わっていくでしょう」
そう語るのは「洗濯王子」こと洗濯家の中村祐一さん。新表示の特徴は?
「実は、旧表示は基準があいまいで、本来なら家で洗えるのに『洗濯不可』になっていたものも。でも新表示では、その基準が厳密になり、これまでより自分で洗えるかどうかがよりわかりやすくなります」(中村さん・以下同)
なるほど、これなら買うときにお手入れにかかるコストが想定しやすい!
「表示の桶のマークに×がついていたら、基本的に家庭での洗濯はできません。今後服を買うときには、必ずこの桶のマークを確認してくださいね」



●下線が1本なら「標準コース」で洗える


まずは、この桶の表示をチェック。「ここに×がついていなければ、家庭での洗濯OK。下に線がなく、数字だけのマークなら、家庭用洗濯機のどのコースでも洗えます。下線が1本なら、『強力コース』や『ゴシゴシ洗いコース』などは避け、『標準コース』で。下線が2本なら、『ドライ』や『ソフト』などのコースでやさしく洗いましょう」


「標準」「ソフト」など、表示に応じて洗濯機のコースを使い分けよう。


●漂白剤には「塩素系」と「酸素系」がある


家庭で使う漂白剤は、大きく分けると「塩素系」と、「酸素系」の2種類がある。「塩素系漂白剤は色抜けや変色が起こりやすいので、色柄モノに使うのは難しく、使用できるアイテムは限られています。酸素系漂白剤は使えるアイテムが幅広いので、『塩素系はNGでも酸素系はOK』という、『斜線入り』の表示がついたものが増えています」


ハイターなどの「塩素系」と、ワイドハイターなどの「酸素系」がある。


●棒が2本なら「脱水せず」に干す


自然乾燥の仕方は、四角の中にある棒をチェック。「棒が縦ならハンガーなどでつり干し、棒が横なら平干しに。さらに、棒が1本なら脱水で きますが、2本の場合は脱水機や手で強く絞るのは避けてぬれ干しに。ぬれ干しは、麻やシルクなどシワになりやすい素材に用いられます。斜線があれば、陰干しして紫外線による劣化を防ぎましょう」


100円ショップなどで売っているワイヤーネットの両端を、パンツ用ハンガーで挟めば、平干し台に変身!


●点が1つなら「60℃以下」で乾燥


今回から加わったタンブル乾燥のマーク。「点が2つなら80℃以下で、1つなら60℃以下で乾燥OK。『ヒートポンプ式』や『ヒートリサイクル式』の洗濯乾燥機なら、60℃以上にはなりにくい。ただ、『ヒーター式』だと80℃を超える場合があるので、低温コースがあれば利用を。乾燥途中に急に扉を開けられないタイプはたいてい『ヒーター式』です。独立した乾燥機なら強弱の切り替えスイッチがある場合が多いです」

\教えてくれたのは/
“”

洗濯家 中村祐一さん
国家資格クリーニング師。「洗濯王子」の愛称で親しまれ、のべ2000人以上に直接洗濯方法のアドバイスを行い、テレビ等でも活躍中。『幸せを呼ぶスマート洗濯』(ポプラ社)、『おうちで簡単洗濯上手』(大泉書店)など著書多数。


撮影/恩田亮一 イラスト/リョウカネヤス 取材・文/音部美穂 デザイン/フォルム
with2017年4月号より


1 件

キーワード

急上昇キーワード

新着記事

あなたへのおすすめ