編集部|ライフスタイル
14.Apr.2017

ダウンの洗い方をプロの洗濯家が教えます! 「ダウンジャケット」などのデリケートアイテムの洗い方STEP

一見キレイでも、汗や排気ガスなど衣類には見えない汚れがたくさん。洗いにくい冬物とはいえ、汚れを放置すると黄ばみや虫食いの原因に。お手入れが難しそうな素材のものも自宅で簡単にケアできちゃいます。洗濯王子こと中村祐一さんに教えていただきました!<br>
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デリケート素材も自分でメンテ!

ダウンジャケットは表面だけを洗うのがコツ

STEP1 食器用スポンジで袖口などの汚れを落とす

皮脂で汚れやすい袖口や衿は部分洗いを。汚れた部分を軽く湿らせて洗濯用固形石鹼を直接塗りつけ、食器洗い用スポンジの硬い面でこすって汚れを落とす。

STEP2 スポンジで全体をこする

水におしゃれ着用中性洗剤を溶かし、先ほどの食器洗い用スポンジに含ませて固く絞る。今度はスポンジの柔らかい面でジャケットの表面全体をこする。

STEP3 シャワーで表面の洗剤を流す

“”

袖口や衿は水でよくすすぎ、表面全体にシャワーの水をかけて洗濯液を洗い流す。羽毛に水がしみこまないように、できるだけ手早く、がコツ。

STEP4 風通しのいいところでしっかり干す

たたんで洗濯機に入れ、1分×3回脱水。1分ごとに取り出して軽くほぐす。ハンガーにかけて風通しの良い場所で乾燥。乾きが悪ければ扇風機を当てよう。仕上げに乾燥機にかけるとボリュームが戻りやすい。


フェイクファーにはコンディショナーを

STEP1 ブラッシングをして手洗い

衣類用ブラシで毛をとかし、表面のほこりを取る。洗面器におしゃれ着用中性洗剤を溶かし、ファーを入れる。数回やさしく押し洗いして5~10分つけておく。

STEP2 コンディショナーをなじませる

“”

きれいな水の中でファーを振るようにしてすすぐ。水を換えて2回繰り返し、2回目にヘア用のコンディショナーをファーの毛先になじませ、再度すすぐ。

STEP3 タオルで水気を取って陰干し

軽く振って水気を切り、タオルにはさんで上から押さえてさらに水気を取る。吊るして陰干しし、乾燥後にドライヤーとブラシでブローするとさらにふんわり。

シルクのスカーフはお酢で色落ち防止

STEP1 お酢をプラスして洗濯液を作る

“”

シルクは色落ちしやすいため、色止め効果があるお酢を活用。洗面器に水を入れ、おしゃれ着用中性洗剤と食酢(水7リットルに大さじ1)を加えてよく混ぜる。

STEP2 色落ちをチェックしてから洗う

綿棒に洗濯液をつけ、スカーフの端など目立たないところで色落ちをチェック。スカーフをたたんで洗濯液に沈め、5分つけおく。きれいな水で2回すすぎ、最後に柔軟剤を溶かした水に全体を浸す。
STEP3 脱水にはバスタオルを

バスタオルに広げたスカーフをはさみ、上から手で押して水気を取る。スカーフを半分に折り、ハンガー2本に橋を渡すようにかけて室内干し。乾燥後、裏面から低温でアイロンをかけてシワを伸ばす。

レザーブーツは柔らかさキープ

STEP1 汚れが目立つ部分は消しゴムで

“”

目立つ汚れは消しゴムでこするか、エタノール*を含ませた布で軽く拭く。さらに、固く絞った布で全体を水拭き後、乾いた布で乾拭き。

STEP2 皮革用クリームを塗り込む

本革なら乾拭き後に皮革用クリームを布につけてブーツに塗り込み、柔らかさをキープ。クリームはブーツの色よりやや薄めの物を選ぼう。1~2時間ほど直射日光を避けて乾かす。

*エタノールを使うと色落ちする可能性があるので、目立たない部分で確かめて。

困ったときの裏ワザ!

食べこぼしのシミの応急処置は「裏」から!

“”

外食中のシミはその場で処置を。お店に食器洗い用洗剤を借りて水で3倍に薄め、ハンカチに含ませて汚れた面の裏から叩く。その際、表面に乾いたハンカチを当てて汚れを移す。おしぼりが塩素を含んでいると変色の可能性があるので要注意。

糸のほつれは切らずに「補修針」で!

“”

ニットなどを引っかけて糸が飛び出てしまったら、「ほつれ補修針」で丁寧に裏側に入れ込んで直そう。補修針は手芸店や100円ショップなどでも購入できる。飛び出した糸をそのままにしたり切ったりすると、ほつれが広がってしまいます。

ニオイには「蒸気」が有効!

“”

洗濯せず、手っ取り早くニオイを取りたいときは、蒸気のパワーを活用。入浴直後の浴室に30分ほど吊るそう。シャワー派の人なら、熱いシャワーを浴室全体にかけて湯気をおこして吊るす。30分経ったら、換気扇を回して衣類を乾かす。

ウールの毛玉は「T字カミソリ」で除去!

“”

毛玉取り器はもちろん、T字カミソリでも毛玉は取れる。ニットをたるませずに張った状態で表面をなでるようにカミソリを当てると上手く毛玉が取れ、繊維も傷みにくい。ガムテープは繊維が傷んで新たな毛玉のもとになるので注意。

クリーニング店には「マッサージ店」から「外科医」まであります!

自宅で洗えないものはプロにお任せ。でもその技はクリーニング店によってさまざま。「体のメンテナンスに例えるなら、マッサージ店から外科医レベルまで対応できる範囲はさまざま。チェーン店同士は技術力に大差が出にくいのですが、個人店はお店ごとに技術力に差が出やすいんです。ブログやホームページなどに、店主やスタッフの考え方がしっかり書かれているお店だと、より信頼できる優良店が多いですよ」(中村さん)


\教えてくれたのは/
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洗濯家 中村祐一さん
国家資格クリーニング師。「洗濯王子」の愛称で親しまれ、のべ2000人以上に直接洗濯方法のアドバイスを行い、テレビ等でも活躍中。『幸せを呼ぶスマート洗濯』(ポプラ社)、『おうちで簡単洗濯上手』(大泉書店)など著書多数。



撮影/恩田亮一 イラスト/リョウカネヤス 取材・文/音部美穂
with2017年4月号より


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一見キレイでも、汗や排気ガスなど衣類には見えない汚れがたくさん。洗いにくい冬物とはいえ、汚れを放置すると黄ばみや虫食いの原因に。お手入れが難しそうな素材のものも自宅で簡単にケアできちゃいます。洗濯王子こと中村祐一さんに教えていただきました!

デリケート素材も自分でメンテ!

ダウンジャケットは表面だけを洗うのがコツ

STEP1 食器用スポンジで袖口などの汚れを落とす

皮脂で汚れやすい袖口や衿は部分洗いを。汚れた部分を軽く湿らせて洗濯用固形石鹼を直接塗りつけ、食器洗い用スポンジの硬い面でこすって汚れを落とす。

STEP2 スポンジで全体をこする

水におしゃれ着用中性洗剤を溶かし、先ほどの食器洗い用スポンジに含ませて固く絞る。今度はスポンジの柔らかい面でジャケットの表面全体をこする。

STEP3 シャワーで表面の洗剤を流す

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袖口や衿は水でよくすすぎ、表面全体にシャワーの水をかけて洗濯液を洗い流す。羽毛に水がしみこまないように、できるだけ手早く、がコツ。

STEP4 風通しのいいところでしっかり干す

たたんで洗濯機に入れ、1分×3回脱水。1分ごとに取り出して軽くほぐす。ハンガーにかけて風通しの良い場所で乾燥。乾きが悪ければ扇風機を当てよう。仕上げに乾燥機にかけるとボリュームが戻りやすい。


フェイクファーにはコンディショナーを

STEP1 ブラッシングをして手洗い

衣類用ブラシで毛をとかし、表面のほこりを取る。洗面器におしゃれ着用中性洗剤を溶かし、ファーを入れる。数回やさしく押し洗いして5~10分つけておく。

STEP2 コンディショナーをなじませる

“”

きれいな水の中でファーを振るようにしてすすぐ。水を換えて2回繰り返し、2回目にヘア用のコンディショナーをファーの毛先になじませ、再度すすぐ。

STEP3 タオルで水気を取って陰干し

軽く振って水気を切り、タオルにはさんで上から押さえてさらに水気を取る。吊るして陰干しし、乾燥後にドライヤーとブラシでブローするとさらにふんわり。

シルクのスカーフはお酢で色落ち防止

STEP1 お酢をプラスして洗濯液を作る

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シルクは色落ちしやすいため、色止め効果があるお酢を活用。洗面器に水を入れ、おしゃれ着用中性洗剤と食酢(水7リットルに大さじ1)を加えてよく混ぜる。

STEP2 色落ちをチェックしてから洗う

綿棒に洗濯液をつけ、スカーフの端など目立たないところで色落ちをチェック。スカーフをたたんで洗濯液に沈め、5分つけおく。きれいな水で2回すすぎ、最後に柔軟剤を溶かした水に全体を浸す。
STEP3 脱水にはバスタオルを

バスタオルに広げたスカーフをはさみ、上から手で押して水気を取る。スカーフを半分に折り、ハンガー2本に橋を渡すようにかけて室内干し。乾燥後、裏面から低温でアイロンをかけてシワを伸ばす。

レザーブーツは柔らかさキープ

STEP1 汚れが目立つ部分は消しゴムで

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目立つ汚れは消しゴムでこするか、エタノール*を含ませた布で軽く拭く。さらに、固く絞った布で全体を水拭き後、乾いた布で乾拭き。

STEP2 皮革用クリームを塗り込む

本革なら乾拭き後に皮革用クリームを布につけてブーツに塗り込み、柔らかさをキープ。クリームはブーツの色よりやや薄めの物を選ぼう。1~2時間ほど直射日光を避けて乾かす。

*エタノールを使うと色落ちする可能性があるので、目立たない部分で確かめて。

困ったときの裏ワザ!

食べこぼしのシミの応急処置は「裏」から!

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外食中のシミはその場で処置を。お店に食器洗い用洗剤を借りて水で3倍に薄め、ハンカチに含ませて汚れた面の裏から叩く。その際、表面に乾いたハンカチを当てて汚れを移す。おしぼりが塩素を含んでいると変色の可能性があるので要注意。

糸のほつれは切らずに「補修針」で!

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ニットなどを引っかけて糸が飛び出てしまったら、「ほつれ補修針」で丁寧に裏側に入れ込んで直そう。補修針は手芸店や100円ショップなどでも購入できる。飛び出した糸をそのままにしたり切ったりすると、ほつれが広がってしまいます。

ニオイには「蒸気」が有効!

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洗濯せず、手っ取り早くニオイを取りたいときは、蒸気のパワーを活用。入浴直後の浴室に30分ほど吊るそう。シャワー派の人なら、熱いシャワーを浴室全体にかけて湯気をおこして吊るす。30分経ったら、換気扇を回して衣類を乾かす。

ウールの毛玉は「T字カミソリ」で除去!

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毛玉取り器はもちろん、T字カミソリでも毛玉は取れる。ニットをたるませずに張った状態で表面をなでるようにカミソリを当てると上手く毛玉が取れ、繊維も傷みにくい。ガムテープは繊維が傷んで新たな毛玉のもとになるので注意。

クリーニング店には「マッサージ店」から「外科医」まであります!

自宅で洗えないものはプロにお任せ。でもその技はクリーニング店によってさまざま。「体のメンテナンスに例えるなら、マッサージ店から外科医レベルまで対応できる範囲はさまざま。チェーン店同士は技術力に大差が出にくいのですが、個人店はお店ごとに技術力に差が出やすいんです。ブログやホームページなどに、店主やスタッフの考え方がしっかり書かれているお店だと、より信頼できる優良店が多いですよ」(中村さん)


\教えてくれたのは/
“”

洗濯家 中村祐一さん
国家資格クリーニング師。「洗濯王子」の愛称で親しまれ、のべ2000人以上に直接洗濯方法のアドバイスを行い、テレビ等でも活躍中。『幸せを呼ぶスマート洗濯』(ポプラ社)、『おうちで簡単洗濯上手』(大泉書店)など著書多数。



撮影/恩田亮一 イラスト/リョウカネヤス 取材・文/音部美穂
with2017年4月号より


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