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トリンドル玲奈が聞く!箱根駅伝の楽しみ方 テレビ観戦入門〈Web限定ページあり〉[PR]

Q 注目選手を教えてください!

A 大注目は、駒澤大学の田澤廉選手(3年)。大学長距離界No.1の存在で、どんな劣勢な状況でたすきを受け取っても、必ず4人、5人と抜いて帰ってきてくれる。青山学院大学の近藤幸太郎選手(3年)もいいですね。自分のパフォーマンスぎりぎりで戦える職人的な選手で、そういう選手が一人いるとチームとしては助かる。そしてなんと言っても順天堂大学の三浦龍司選手(2年)。東京五輪に3000m障害で出場し、日本人初の7位入賞をしています。彼は、よく言われているフレーズ「箱根駅伝から世界へ」を体現している学生長距離界のホープで、今回の箱根駅伝での活躍が期待されます。
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三浦龍司選手
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田澤廉選手

Q "山の神"ってなんですか?

A  箱根駅伝の5区って、歩くのもきつい急坂なんです。そこを平地のように何人もの選手をごぼう抜きして駆け上がり、2007年に"山の神"と呼ばれたのが、順天堂大学の今井正人​さん。そしてその今井さんに憧れて5区を4年連続で走った僕も"2代目山の神"を拝命しました。

"3代目山の神"と呼ばれたのは青山学院大学の神野大地さん。さて、僕らがどれくらいのペースで走っているかというと、平地を走る時は時速約20㎞。スクーター並みの速さで人が約20㎞の山道を走り続ける。その過酷さをイメージしながら観てみてください
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歩くのもきつい坂道をスクーター並みのスピードで駆け上がる!

Q 箱根駅伝ビギナーに「ぜひここは観てほしい!」 という区間を教えてください

A 1日目はスタート(1区)、4区。 2日目は8区からフィニッシュ(10区)をぜひ!

まずは1区。サスペンスドラマだと思ってください。10区間の中で唯一、全チームが「ヨーイドン」でスタートするのが1区。勢いよく飛び出して区間賞を取りにいこうとする選手もいれば、集団の後ろの方で隠れるようにじっと待機し、いざというときには一気に切れ味鋭いスパートを仕掛けよう、と構えている選手もいる。誰が何を仕掛けてくるのかハラハラしたり、そこに伏線があったのか!と後から気付いたり、「お正月サスペンス劇場」という視点で観るのもいいと思います。

もう一つの見どころは11時過ぎの4区。近年、エース級の選手が配置されることが多くなり、順位が派手に動く注目の区間です。2日目の復路は、8区、9区、10区。残酷なんですが、たすきが渡るか渡らないか、というシーンが出てくるのがここ。100㎞、150㎞とつないできたたすきがつながらない、という瞬間です。たすきがつながらなくても、次の選手は走り続けなきゃいけない。たすきをつなぐ、シード権を取る、という目標を見失っても、それでもスタートラインに立って、大学のたすきではない白と黄色のストライプのたすき(5区と10区は自校の予備たすき)をつけて走り出す選手を観てほしい。その選手は何を思いながら走っているのかを考えながら観ると、また違うドラマが見えてくると思います。
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200km以上走ってきてフィニッシュ間近でこんな接戦になるときも!

Q 優勝候補ってどの大学ですか?

A "ミスのない大学"かもしれません!

青山学院大学、駒澤大学、東京国際大学、創価大学あたりが有利と言われていますね。青山学院大学、駒澤大学は駅伝の経験値が高い大学。一方で過去に類を見ないほど強い留学生、ヴィンセント選手(3年)がいる東京国際大学、山上りの5区に強い三上雄太選手(4年)がいる創価大学のように、一人で流れを変えられる選手がいるところも優勝候補にあげられます。ただ、「この大学は絶対的に強い」と言える大学はないので、"ミスのない大学"に優勝のチャンスがある。先頭チームの入れ替えが激しくなる可能性が高く、観戦するほうはめちゃくちゃ面白いと思います!

Q 箱根駅伝の面白さってなんだと思いますか?

箱根駅伝の楽しみ方って一つじゃありません。母校が出場している、という人は母校を応援するのもいいし、選手の出身地や出身高校を見て地元の選手を応援するのもいい。一人の選手を1年生の時から4年生になるまで追いかけて「この子がここまで成長したのか」というのを見て感動して泣く、というのもいい。4年生ということで、フィニッシュ地点で大輪を咲かせている選手がいるかもしれないし、メンバー外になってしまう選手もいるかもしれない。1チーム10人×21チームで、毎年200人以上。そんな選手たちのドラマがいっぱい詰まっているのが箱根駅伝なんです。
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