夫婦間での“呼び方”もポイントに!? 結婚しても、子どもがいても“自分らしく”いるために大切なこと

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名前で呼び合う、自分を認める。いつまでも“私らしく”あるために

──「私が見てなくちゃ」という監視の気持ちで家族に接すると、相手にかける言葉も感謝ではなく、批判や否定が多くなりそうですね。

:私は“ありがとう師”になれ、ってよく言うんですけど、ありがとうはマシンガンみたいに言うことをおすすめします。

:「ありがとう」のない家庭は雰囲気が殺伐としてきますからね。私は「ありがとう」も「愛してる」もすごく言うけど、英語だから言いやすいのかも。口にすることで自分の気持ちを確かめることにもなるし。

:「旦那にありがとうと言ってほしい」「愛してると言われたい」という相談、いっぱいきますよ。愛してるの前に「夫が名前を呼んでくれない」という相談もあります。

:そうなの!? 「お前」とか呼んでくるの!?

:「お前」というよりは、何かしてほしいときに「ねぇ……」とか、「あのさぁ」と呼び掛けられるだけ、という感じ。あとは「ママ」とかの“役割”呼びですね。

──とくに子どもが生まれると、お互いに“役割”で呼ぶことが多くなって、下の名前はあまり呼ばれなくなりますね。

:アメリカでは基本的に名前で呼ぶから、夫婦がママ、パパと呼び合うことはないですね。いつもそう呼んでいると、“役割”しかなくなってしまいそう。

 

──確かに……。それも“いい妻”“いい母”呪縛に囚われて、自分らしさを失う原因のひとつかもしれません。

:名前は大事ですよ。これは提案ですが、もっと“自分らしく”いるためにも、パパ・ママって呼び合うのをやめたらどうでしょう? もうパパ・ママ呼びが普通になっている二人だと、名前で呼び合うのはドキドキするかもしれないけれど。

:「〇〇ちゃん」とか、付き合いだした頃の名前で呼ぶのもいいんじゃないかしら。たしかに、これは今まであまり考えたことがなかったけれど、名前で呼ぶというのは重要かもしれない。

:パパ・ママ呼びになると、女性と男性という関係性からも離れてしまいますから。多分そういう感情がなくなったら、シビアになると思うんですよ、お互いのやることに対して。

よく夫のことを「うちには二人、子どもがいるから」と言う人がいるけれど、それは女性が母親、妻という“役割”に自分を押し込めてしまうことで、夫を子どもに育てている面もあると思うんです。

:そうよね。自分のことは自分でやってもらいましょう! 男性も女性も家事をするのは当たり前だし、お世話するだけの結婚なんて嫌だもの。

今回はぜひ、私がすごく大事だと思っている「自分を生きる9か条」をシェアさせてください。

1.自分の声を聞くこと
2.自分の存在を認めること
3.自分の存在価値を認めること
4.自分を愛すること
5.自分を大事にすること
6.自分に正直であること
7.ありのままの自分でいること
8.ありのままの自分を受け入れること
9.そして何より自由であること


私たちは誰かのお世話をするため、誰かの犠牲になるために生まれたんじゃない。幸せになるために生まれてきたのよね。

そして幸せとは、誰かに愛され、認められることではないと思うんです。まずは自分で自分を認めること。自分を愛し、自分らしく生きることが大切なのではないかしら。

:私もそう思います。“神崎メリ”という木の幹があって、その中から妻だったり、お母さんだったりっていう枝葉が伸びていくような──そんな自分でありたいですね。

:“役割”だけだと枝が空中に浮いてしまうから、メリさんのようにしっかりと根を張って、自分という幹を育てていけるといいわね。

私たちには無限の選択肢がある。“役割”に囚われないで、ぜひとも自分らしい選択を重ねていってほしいと思います。

 

【PROFILE】

ボーク重子

Shigeko Bork BYBS Coaching LLC代表。ICF(国際コーチング連盟)会員ライフコーチ。英国の大学院で現代美術史の修士号を取得後、1998年に渡米、出産。世界最高の子育てを求めて「非認知能力育児」と出会う。娘・スカイは「Distinguished Young Women of America 2017(全米最優秀女子高生)」で優勝。自身は専業主婦を経て2004年ワシントンDC初のアジア現代アート専門ギャラリーをオープン。2年後には美術館や有名コレクター等を顧客にするトップギャラリーとなり、同年アートを通じての社会貢献によりオバマ大統領(当時上院議員)と共に「ワシントンの美しい25人」に選ばれる。50歳を節目にライフコーチ業、執筆を開始。著書に『しなさいと言わない子育て』サンマーク出版)など多数。

◆最新著書◆

神崎メリ

恋愛でも結婚でも「ど本命」になる力=「メス力」を提唱する恋愛コラムニスト。1980年生まれ、ドイツ人の父と日本人の母の間に生まれる。自身の離婚、再婚、出産という経験をもとに、“男心に寄り添いながらも、媚びずに凛と生きる力”を「メス力」としてSNSやブログで発信したところ、瞬く間に人気が広がり、現在ブログは月間200万PV。恋愛に悩む幅広い年齢層の女性たちから、厚い信頼と支持を集めている。『なぜかいつも「ど本命」に愛される女性の4つの習慣』(永岡書店)など著書多数。

◆最新著書◆

撮影/内海裕之 取材・文/田邉愛理

 
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編集部|ライフスタイル

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