コロナとともにやってきた転勤話。人気のない成田空港で夫と涙の別れ
過去に香港とアメリカで駐妻生活をしていたし、子どもの頃に少しだけヨーロッパに住んでいたこともあるので、駐在生活そのものには全く抵抗がないどころか、「やったー、また新しい国で生活できる! ここまできたら私も駐妻のプロね」なんて気軽に考えていました。それに親戚がシンガポールに長く住んでいたことがあり、何度か遊びにいったこともあったので、なんとなくの土地勘もありました。
人気のない静まり返った成田空港で、「コロナが落ち着いたらすぐに行くから、それまで頑張ってね」と涙で別れた日から再会するまでにまさか10ヶ月もかかるなんて、この時は思ってもいませんでした。
息子と2人きりの完全ワンオペ生活。あらぬ疑いをかけだす息子
その間、息子がちょっとした赤ちゃん返りになったり、「もしかしてママたち離婚したの?」って恐る恐る聞いてきたりといったことも何度かあったけど、LINE電話のおかげでほぼ毎日夫とも連絡が取れていて、思ったほどさみしくはありませんでした。

アメリカの頃なんて日本の親と電話する際、時差を気にしながら早朝や深夜にSKYPEしてました。それに比べると、実際には会えなくても、顔を見ながら気軽に(しかも無料で!)話せる便利な時代になってますよね。

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