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10.Dec.2018

怪物に狙われたのは、偽イクメンの夫とワンオペ育児の妻。『来る』

怪物に狙われたのは、偽イクメンの夫とワンオペ育児の妻。『来る』

岡田准一、小松菜奈、妻夫木聡、黒木華……とめちゃくちゃ豪華な顔合わせの映画『来る』は、そのタイトル通りある男にとりついた「謎の怪物」が来る!というホラーです。

この怪物は姿を見せないまま、まずは死んだ人の声で電話をかけてきたりして、それに対応すると「そこにいるね!?」と場所を確認したように、そこにいる人たちに襲い掛かってきます。いわゆる取りつかれてしまった男は、妻夫木聡演じる普通のサラリーマン、田原秀樹。でもなぜこの男がターゲットなのか、その理由よくわかりません。手がかりは田原の子供時代、その怪物にとりつかれて死んだ小学校の同級生が残した言葉。「秀樹くんのところにも来るよ、だって嘘つきだから」。

じゃあこの人は何を嘘ついているのかと言うと、「愛する妻と産まれたばかりの可愛い娘との幸せな暮らし」(こっちも嘘ですが)を“イクメンブログ”に書き綴り、子供の面倒なんかこれっぽっちも見ていないくせに、周囲から「えらい!イクメン!」とか持ち上げられて喜んでいる「偽イクメン」なんです。ややこしいのは、本人はめちゃめちゃ育児をしているつもりでいること。当然のことですが、黒木華演じるその妻・田原香奈は、ほぼ完全なワンオペ育児に翻弄されながら、夫の偽イクメンぶりに苛立ちを募らせてゆきます。
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そして夫婦間のそうした苛立ちと並行するように、謎の怪物はどんどんと勢力を増してゆく……というほとんど「子育て夫婦もの」と言っていい作品です。

映画は中盤以降から、「謎の怪物」が力をどんどん増していってしまい、松たか子演じる日本最強の霊媒師が、日本中から霊能者を集めて、ちょっと笑っちゃうくらいオオゴトの「史上最大の除霊作戦」が行われることになります。これもものすごーく見もの。さて夫婦の関係は、子育ては、どうなるのでしょうか。えっ、そこ?!というラストも、ぜひ劇場で。
『来る』
(C)2018「来る」製作委員会

文/渥美志保
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