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100人の女子がいたら、「美味しい」も「幸せ」も100通り。『食べる女』

100人の女子がいたら、「美味しい」も「幸せ」も100通り。『食べる女』

秋になると美味しいものだらけで、夏に食欲が落ちた分を取り返す勢いで食べてしまう人も多いんじゃないかと思います(私か)。この絶妙なタイミングで公開される『食べる女』。物語の中心は素敵な日本家屋に一人暮らす作家の敦子(とんこ)で、この人が「食べること」「食べさせること」が大好き。映画の中にはもうほんとに美味しそうなものがいっぱい登場します。あめ色に焼けた手羽先とか、ツヤツヤに茹ったソラマメとか、トマトとトロトロ卵の炒め物とか、菜の花の昆布〆とか、ゴロゴロ野菜と固まり肉の肉じゃがとか、トゥルンと食べるワンタンスープとか――特別な料理というわけではないけれど、どれもこれも「今すぐ食べたい!」と思うものばかり。お料理が好きな人ならば、映画の中で明かされるお料理のちょっとしたコツもメモりたくなるかもしれません。
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20代、30代と年齢を重ねていくほど、「食べること」の楽しさって人生の中で大きなものになっていくものです。自分で作って自分で楽しむもよし、美味しいお店の常連客になるのもよし、作ってくれる友人を持つのもよし、その楽しみ方は人それぞれ。映画にはたくさんの「食べる女」が登場するのですが、彼女たちもそれぞれの楽しみ方や食の好みがあり、それと同じようにそれぞれの生き方や人生の楽しみ方があり、映画はそのすべてをやさしく肯定しています。
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結婚する人しない人、子供を産む人産まない人、恋愛を自由に楽しむ人、結婚の形にこだわらずに愛する人、運命の相手を見つける人――たとえ他人からすれば「それってちょっと悲しい」と思う生き方でも、本人が自分を肯定できるならそれもよし。それは、最高級のお魚のお造りも、夜更けに食べる卵かけご飯も、「どっちも美味しいし、どっちもアリ」と同じこと。たとえ他の人と違う幸せであっても、その人が幸せならば、それは幸せ。映画を見たら、自分の人生についても、ちょっと肩の力が抜けるかもしれません。
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『食べる女』
(C) 2018「食べる女」倶楽部
※PG12

文/渥美志保
 
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