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ルーニー・マーラ、男を狂わせるアイスブルーの瞳『ローズの秘密の頁』

『ローズの秘密の頁』は、1940年代を舞台に、文字通り愛のみに生きたヒロイン、ローズの物語。英国領で暮らしていた彼女は、戦争の勃発で故郷アイルランドの田舎町に戻ります。当時のアイルランドはイギリスから独立したばかりで、宗教的にもより保守的なカトリック国(イギリスはプロテスタント)だったせいか、反英意識が根強く、「親英国派」を攻撃する人々も多くいたようです。
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(C)2016 Secret Films Limited
ローズも英国から帰郷するなり、古い知人から「お前を監視しているからな」なんて脅さたりします。驚くと同時にカチーンと来るわけですが、もっと悪かったのは彼女が「親英国派」の男マイケルと運命的な恋をしてしまったこと。加えてより悪かったのは、彼女がめちゃめちゃ美人で、他の女にはない独特の魅力を放っていたことです。
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(C)2016 Secret Films Limited

当然ながらあらゆる男たちが彼女を放っておかないわけですが、それが必ずしも「デートして」みたいな素直な反応にとどまらなところ。都会女子の彼女は声をかけてくる田舎町の荒っぽい男たちに、至極当然に「礼儀」や「敬意」を求めますが、そういう彼女を時に「黙って男に従わない生意気な女」という男も。そして次第に「色目を使った」とか「男を惑わせるふしだらな女」とか後ろ指をさされるようになってゆきます。

さらに最大の災難は、田舎町で最大の権力者である神父、ゴーント(ちなみにこの人、すごくイケメン)に惚れられてしまったこと。宗教的に女性との関係を禁じられている神父は、ローズに近づく男たちへの嫉妬に狂った挙句、彼女の最愛の男から引き離し、尋常でない窮地へと追い込んでゆくのですが――ローズは最後の最後まで諦めません。その愛のものすごい強さが、ラストの驚きの展開を引き寄せてゆきます。
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(C)2016 Secret Films Limited
ローズを演じるのはルーニー・マーラ。『キャロル』でもそうでしたが、アイスブルーの瞳の強さが今回もすごーく印象的。彼女との出会いの場面、見つめ返すその強い眼差しにゴーント神父が「男が怖くないのか?この辺で男の目を見ていいのは妻だけだ」とたじろぐ姿を見て、ああ、恋に落ちちゃうのも仕方ないなと私は思いました。誰も彼もに好きになられるのも困りものですが、ここぞという勝負の時には、こんな感じの眼差しでお試しを。
ちなみにゴーント神父演じる屈折系のテオ・ジェームズ、その温かさと優しさにメロメロのマイケル役ジャック・レイナーなど、旬のイケメン俳優たちも見どころです。
『ローズの秘密の頁』
(C)2016 Secret Films Limited

文/渥美志保
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