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深津瑠美のwith my love

夫は菊池雄星。メジャーリーガーの妻として心がけていること。一時期は自分自身で“アスリートの奥さん像”を決めて苦しくなった時も…

人間関係
アナウンサーとして活躍したのち、メジャーリーガーの菊池雄星投手と結婚された、深津瑠美さん。現在はアメリカ、カナダを拠点に 、アスリートである夫を支えるパートナーとして、また一児の母として忙しい日々を送っています。そんな瑠美さんの連載がスタート! ご本人による連載に先立って、全4回にわたってスペシャルインタビューをお届けします。インタビュー3回目では、「メジャーリーガーの妻として心がけていること」についてお話ししてくれました。一時期は自分自身で“アスリートの奥さん像”を決めて苦しくなった時もあったそうで――。

▼これまではこちら▼

妊娠中に渡米、心細かった私に声をかけてくれた選手の奥様たち

――初めての海外での暮らし。他の野球選手の奥様たちとのお付き合いはいかがですか。

深津瑠美さん(以下、深津) 2019年春、私は大きなお腹を抱えながら、引っ越しの荷解きをするために、夫よりも先に渡米しました。シアトルに来たばかりのころは、アメリカ対応の携帯電話やクレジットカードの手続きなどもまだ終わっていませんでしたし、知り合いも友達もいない、初めての場所で心細く感じたこともありました。それでもなるべく早く環境に順応したくて、体調が良いときは外出するようにしていました。そんなときに出会ったのが、選手の奥様たち。出産を控え、不安な感情を抱いていた私に、彼女たちが次々と声をかけてきてくれて、私のことを知ろうと多くの質問を投げかけてくれたんです。

――それは心強かったですね。
 
深津 中でも「Rumi!!」と巻き舌気味に「R」を発音しながら私の名前を連呼し、「こっちに来なさい!!」と私をグループに入れてくれた彼女は、貧困地域の出身で、何でもDIYするエネルギッシュな女性。2児の母でもある彼女に、私は強い印象を受けました。

そんな彼女からある日、「自宅でディナーをするから、あなたも来て!」と呼ばれて伺った先は、誰もが知る有名選手の豪邸! キャスター時代、私はその選手の大ファンだったのですが、どうやらその選手の奥様が私のことを気に入って、自宅に招いてくれたのです。食事をしながら3人でお互いのことを話していたのですが、そのときに私は彼女たちに「あなたたちはいつも元気で、何でも出来る。どうしてそんなにスーパーウーマンのようなの?」と尋ねてみました。すると彼女たちから返ってきたのは、

「生きるために必要だから」

という答え。

生きるため――。安全で美しい国、日本で生まれ育った私には想像できないような視点でした。そうして私は、人とのコミュニケーションにおいて、本当に大事にすべきことを学んだのです。

――とてもいいご関係を築かれていますね。

深津 本当にありがたいことですね。以前、息子の誕生日会を球場で企画しました。MLBの奥様会はガールフレンド、フィアンセも含まれるため、みんなに参加してもらいたいと考え、誕生日会と奥様会を兼ねて主催しました。パーティの最後に私が行ったスピーチでは、私たち夫婦の出会いから、夫の野球への想い、私がアメリカ生活に慣れるまでのハプニングエピソードなどを披露したんです。みんな真剣に耳を傾けてくれ、1人1人ハグをしに来てくれました。あの会は、私たち夫婦をより深く知ってもらうことができて、素晴らしい思い出になりました。
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