編集部|ライフスタイル

親からの「結婚」へのプレッシャー…大人になって、親と“程よい距離感”を取るには?

結婚するのは自分。「I」で考えることを忘れないで

――皆、無意識に両親が喜ぶような人を探したり、「お母さんはこういう人じゃ許してくれないだろうな」と排除してしまうんですよね。

大草 でも、お母さんが結婚するわけではありませんから。結婚するのは自分。「自分が、自分が」と、常に「I」で考える癖はつけておいたほうがいいと思います。お母さんの言うことは、何となく聞いているふりとかして上手によけて、「私がやりたい」という視点で選ぶ。娘って、ついついお母さんと自分の「We」に流されそうになるんですけど、「I」を忘れないでほしいですね。

――何事も「I」で考えることは案外見落としていたかもしれませんね。

大草 それに「I」で決めないということは、逆に誰かに責任を転嫁しているということでもありますから。でも、結婚は自分で選び、自分で責任を取るべき。じゃないと上手くいかなくなったとき親を責めてしまって、かえって関係が悪くなってしまうと思うんです。

――「何かあったときに誰かのせいにしてしまう」ということは簡単ですもんね。

大草 そもそも親に「放っておいて」と言っても無理だと思うんです。だって親は、永遠に子供のことを心配しますから。だからこそ「I」思考の癖づけが必要。私の親だって、いまだに心配してきますよ。たとえば私が「mi-mollet」というwebマガジンの編集長を辞することにしたときも、父は「えっ、大丈夫なのか!? もうちょっと続けたらいんじゃないか?」と言っていましたし(笑)。

――(笑)。いつまでも娘のことを心配しているからこその言葉ですね。

大草 新型コロナウイルスが流行していますが、自分たちを差し置いてものすごく心配してきますしね。「アナタは大丈夫なの?」って。ありがたいことですけどね(笑)。

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次回、第5回目は「子育てで心がけていること」について伺います。

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Profile:大草直子(おおくさなおこ)

1972年生まれ。スタリングディレクター。大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に入社。雑誌「ヴァンテーヌ」の編集に携わったのち、独立。 雑誌、カタログのスタイリング、トークイベント出演、執筆業のほか、最近では商品開発やブランドコンサルタント業など多岐にわたって活躍中。 2015年1月よりWEBマガジン「mi-mollet(ミモレ)」の編集長、2018年7月にはミモレのコンセプトディレクターに就任。2019 年よりセルフメディア「アマーク」をスタート。  『大草直子のSTYLING &IDEA』(講談社)など著書多数。インスタグラム @naokookusaも人気で、2021年1月現在フォロワーは29万人。

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