編集部|ライフスタイル
28.Dec.2020

【明治大学】「意外」が「当然!」になるか。今大会のダークホース[PR]

 

明治大学基本info

1920年の第1回箱根駅伝に出場した4校のうちの1校。最後に優勝したのは昭和24年(1949年)。長らく低迷が続き、1970年には部員不足による予選会不出場というチーム存続の危機にも。その後も不振は続いたが、2009年のシード権獲得後は順調に成績を伸ばし、前回大会は6位まで上昇。5年ぶりのシード権を獲得した。

前回大会の経験者がたくさんいるという最大の強み

おお、明治!

卒業生が愛してやまない校歌の出だしだが、今回の箱根駅伝では、他校を贔屓にしているファンが、「おお、明治が!」とか、「えっ、明治?」と思うようなシーンが多くなるかもしれない。

with本誌の対談でも登場してもらった住友電工の渡辺康幸監督は、「明治大学がダークホースじゃないですかね」と言うほど高く評価している。つまり、明治大学には優勝のチャンスがあるということだ。

明治大学は1920年の第1回大会に出場したほどの伝統校だが、長らく結果が出せないままでいた。これは1987年に箱根駅伝の全国放送が始まってから様々な学校が強化に乗り出したのに対し、明治大学は本腰を入れるタイミングが遅れたというのがその理由のひとつ。

ようやく明治大学が本気になったのは21世紀になるタイミングからで、2005年に本大会に復帰。2009年にシード権を確保すると、2012年には3位にまで順位を上げた。

そして前回は6位となって、5年ぶりのシード権を獲得。前回のレースが終わった時点ですでに、「来年の明治大学は強い」という声が聞かれた。なぜなら、4年生が7区と10区を走ったふたりだけで、経験者がごっそり残ったからだ。

監督の「有言実行」宣言。箱根駅伝でも3強の牙城を崩せるか?

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エースのひとり、小袖英人選手(4年)。全日本大学駅伝では2区4位と健闘。前回の箱根駅伝では1区を務めたが、最終学年となる今大会はどこを走るのか注目される。
今季の学生長距離界は、前回大会で優勝の青山学院大学、全日本大学駅伝を制した駒澤大学、そして総合力に秀でる東海大学の3強と見られていた。しかし、全日本大学駅伝では明治大学が3強の一角を崩した。最終区で青山学院大学を逆転し、3位に入ったのである。

全日本大学駅伝での明治大学の特徴は、全員がミスなく力を出し切ったことだった。1区から8区までの区間順位を並べてみると、5、4、7、6、7、2、8、5と区間賞獲得者はおらず、3位以内もひとりだけ。それでも、大きく崩れる区間がなければ、駅伝では上位に食い込むことが可能なのである。

さて、距離が延びる箱根駅伝でも、明治大学は3強の牙城を崩すことが出来るだろうか? 全日本大学駅伝で3位に入ったあと、記者会見の席で山本佑樹監督は、さらに目標を高く掲げることを宣言した。
「僕が先陣を切って、優勝という高い目標を口にしていきます」

これは選手たちに意識変革を求める監督からの呼びかけだ。まずは気持ちから勝つ準備を整えていこうとしているのがうかがえる。
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