ライフスタイル
ハナモリの「暮らしのセンスを磨くコツ」
26.Feb.2021

SNSにはない世界がつまってる。手元にずっと置いておきたいお気に入りの一冊(後編)【ハナモリの「暮らしのセンスを磨くコツ」vol.12】

みなさんは、本を読みますか? 今はSNSを開けば、どんな情報も収集できてしまう世の中ではありますが、本にはSNSでは味わえないような世界が広がっています。

前回に引き続き、小さい頃から本を読むことが大好きな私がおすすめする、お気に入りの6冊をご紹介したいと思います!

お腹の底から笑いたい時に

「東京藝大 天才たちのカオスな日常」二宮 淳人

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最近読んだ本でいちばんを挙げるならこちら! ふと入った書店で購入し、読み始めたら見事にはまってしまいました。著者二宮さんが、東京藝大に通う奥さんに学校での様子をインタビューしたのをきっかけに、他の藝大生の生態についても探っていくという内容です。

わかったことは、彼らがただものではないということ。入試倍率は東大の約3倍なのに、卒業後は行方不明者多数......。40時間ぶっ通しで絵を描き続ける画家がいる美術部など、天才たちの日常に迫る作品です。ひとつ伝えておきたいことは、絶対に公共の場では読んではいけません! なぜなら声を出して笑ってしまうぐらい面白いからです(笑)。

ある学部の試験では、会場まで重い画材を背負いながら階段を登らないとダメらしく、途中で脱落者が出るほどきついそう。そして、試験官についていくことができた人のみ試験を受けられるので通称「ハンター試験」とも呼ばれていたり、荒川の底に楽器を自ら潜って沈め、真剣にアート作品作る生徒がいたりと、藝大生たちの日常は、想像をはるかに超えてくるのです。

思わず外出先で「わっはっは!」と声を出してしまわないように、ご自宅で存分に楽しむのをおすすめします(笑)。

「イン・ザ・プール」奥田 英明

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色白でぽっちゃり体型、いつもヒョウ柄のシャツを着ているというなんとも変わった精神科の医者を巡るどたばたストーリー。

患者さんも独特の雰囲気をかもし出していますが、それ以上に先生のインパクトがまぁすごいんです。基本的に人の話は聞いていない、そのうえ患者が勤める会社に乗り込んだり、閉館中のプールで泳いだり......奇想天外な行動は、本当に医者なのか不安になります(笑)。けれど患者もみんな呆れながらも、通院するうちに、症状が緩和していくんですよね。もう名医なのかヤブ医者なの分かりません......。

実際にいると少し困っちゃいますが、何か悩みごとができた時、先生のことを頭に思い浮かべると、なんだかどうでもよくなり、気分が軽くなるかもしれません。

先生の破天荒さが絶妙に笑える一冊です!
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