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「主婦業9割削減宣言」

夜ご飯を作るのをやめてみたら、子どもの大事な話を聞けた。主婦業9割削減宣言⑨

暮らし

親が疲れていると、子どもも話しかけにくいのかもしれない

例えば会社で忙しそうにしている上司がいたら、話しかけるのって勇気がいりますよね。とばっちりで怒られたりしかねませんから(汗)。それは家庭でも同じで、親が忙しくしている時は子どももその空気を感じ取り、話しかけないようにしてくれていたのかもと気付きました。

しかし、考えてみれば自然なことなのですが、子どもの話は親が聞きたいタイミングで子どもにたずねるのではなく、子どもの好きなタイミングで話し出すことができた方がいいですよね。そのためには、親が話しかけられやすい余裕を持って過ごしていることが大事だと思い改めました。
そのため、日中に仕事をしている私たちが工夫できることは、夜の時間の主婦業を削減して、自分もリラックスして過ごすこと。

私の著書『主婦業9割削減宣言』の中に世界の主婦事情についての章があります。日本人は夕食のボリュームを大切に考える傾向がありますが、ドイツではコールドミール文化というのがあって、昼にボリュームがあるものを食べて、朝と夜は火を使わない簡単な食事を軽く食べて夜をゆっくり過ごすと聞きました。
つまり、「夕飯はしっかり作らなきゃ!」というのは私たちの思い込みかもしれません。「お弁当なんて手抜きだ」なんて罪悪感を感じる必要もないと私は考えるようになりました。

「ママ、あのね…」と娘が話し出してくれたその日から、我が家では、夜ご飯の準備や片付けににかける時間を減らすことに本気で取り組むようになりました。週に一度はお惣菜の日と決めて、子どもの送迎ついでに美味しいお惣菜屋さんに寄って夕飯の負担を減らすなど、新しいルーティーンを取り入れてみたりしました。

以前の平日夜は常に自分の気持ちが焦っていたので、ついつい子どもたちにも急かしてばかりの声かけになりがちでしたが、今は、家族みんなでリラックスした夜を過ごせる日が多いです。親も子もそれぞれ好きなことをして、親に話したいことがあれば話しに来ますし、兄弟でコソコソ何かを製作をしていることもあります。
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日中、仕事をしてストレスにさらされている私たち大人のように、子ども達だってそれぞれの場所で時には緊張やストレスもあって、頑張って過ごしているんですよね。それなのに、家に帰ってからも落ち着ける場所ではなかったのかもしれないと思うと、申し訳ない気持ちです。

主婦業9割削減宣言をして、変わったのは私だけではありません。ささいな困り事などを、子ども達がその日のうちに気軽に話してくれることが増え、我が家の夜は家族みんなが安心して過ごせる時間となりました。
 
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