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23.Feb.2020

前田裕二「日常の喜怒哀楽をメモしておくだけでも大きな一歩になる」【27歳が今、磨くべき力】

【SHOWROOM代表取締役社長 前田裕二さんに聞く】27歳が今、磨くべき力

学び続ける人だけが、輝き続けるから

人生は「自分らしい幸せ」を探すマラソンのようなもの。親の世代が走ってきた一本道を突き進むことが正解とは限らないし、コースチェンジも寄り道も自由。何歳になっても、一歩踏み出した先で新しい自分に出会いながら、幸せの答えを更新していくこと。それが今の時代における「自分磨き」なのではないでしょうか。

とはいえ、先の見えない道を闇雲に走るわけにはいきません。社会の空気を察知してイイ感じの道を見つける能力や、イザという瞬間の推進力となる自分への自信を培っておくことも大切です。ファッション、美容、お金、サバイブ能力、社交性……などなど、「今、磨くべき力」について、その道の達人に語ってもらいました。
前田裕二さんは、「自分が置かれた場所でMust(やるべきこと)に真剣に取り組み、Can(できること)を増やしていくことが重要」と言います。そしてまだ自分のやりたいことが見つかってない人や、今の会社では叶えられないと思っている人へのアドバイスも私たちを後押ししてくれます。
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【Profile】

1987年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、UBS証券会社に入社し、2011年にUBS Securities LLCへ異動。’13年、株式会社ディー・エヌ・エーに入社。ライブ配信プラットフォーム『SHOWROOM』を立ち上げ、’15年に当該事業をスピンオフさせSHOWROOM株式会社を設立。著書に『人生の勝算』『メモの魔力』がある。

Q.自信ってどこで買えますか?

「Canを積み上げて、やりたいことを叶える方法は人それぞれ。でも誰にでも実現可能!」

終身雇用が当たり前ではなくなり、社会のレールが無くなった今、会社にしがみつくよりも、「好きなこと」を生かして働けるほうがもちろん幸福度が高い。今、何となく社会にそんな空気感が漂っているし、いわゆるインフルエンサー達も「好きなことをやれ!」と、それを後押しするような発信をしてきました。

ただ、その結果、最近は、まだ実績や能力が伴わない中「私はこれをやりたいんです!」と主張する少し無謀な人が増えている気がします。本気のWill(やりたいこと)を持っていることは本当に尊いことですが、それであれば尚更まずは、自分が置かれた場所でMust(やるべきこと)に真剣に取り組み、Can(できること)を増やしていくことが重要です。

裏を返せば、まだ自分なりのWillが見つかっていない人も、焦る必要はないんです。会社は上司が客観的な視点でその人に合ったMustを与えてくれる場所ですから、その中でひたすらCanを磨いているうちに少しずつ自信が生まれ、そこから現実的な目標=Willが見えてくるかもしれません。

そして、今の会社ではそれが叶えられそうにないなら、転職を検討するか、あるいは趣味でやりたいことに打ち込んで幸せを担保する手段もあります。そもそも働くこと自体に抵抗があるのなら、主婦として生きる事を決めて、そのために必要なCanの習得にスキマ時間で励んでもいいのかもしれない。自分らしい生き方をデザインするためには、自分のことを深く知る力も必要。

でも、だからと言って、思い詰めてストイックに自己分析したり、複雑な論理思考などを磨いたりしなくても大丈夫。まずは、日常の喜怒哀楽をちょっとメモしておくだけでも、自分の軸となる価値観に気づく大きな一歩になります。

《今、磨くべき力1》分析力

漠然とした理想と現実の距離を冷静に見つめる!

「好きなこと」で生きていくためには、理想と現実のギャップを客観視する力が必要です。夢を叶えるためには、どんな戦略を用意して、どんなスキルを磨けばいいのか。ひとつずつ紙に書き出して具体化してみてください。
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《今、磨くべき力2》実力

任された仕事に全力で応え、社内で期待される存在になる

上司に言われた通りに仕事をこなすだけではなく、自分なりに工夫して求められていること以上の成果を出す。日頃からそんな姿勢を見せていれば上司も期待したくなるし、もし自分にWillが見えてきた時にも、社内でそのやりたいことを実現しやすくなると思います。
-クレジット撮影/山本遼  取材・文/浅原聡 ※再構成 with online編集部 ※商品情報はwith2020年3月号発売時点のものです。
 
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