ブレない生き方がカッコイイ、憧れの女性に聞きました
「なりたい自分」を思い描いて、人生摑みとったもん勝ち!
迷うことも悩むことも、全ては自分オリジナルの生き方を摑むための道程。人生の先輩の言葉には、毎日を自分らしく生きるヒントが満載。刺さります!
今回は、体操選手 田中理恵さんのお話。キーワードは【一回休む】です。
体操選手 田中理恵さん

PROFILE
後悔しても失敗しても、自分の中で満足いくことをやっていきたかった。
私の決断を周囲に猛反対されたのは、母校である日体大の教員職を、28歳で辞めた時です。田中家では、昔から、“大事なことは家族で話し合う”がルール。教員である私の父からは、「好きな体操に関わりながら、安定した生活を送れるのに辞めるなんてもったいない」と猛反対されました。
でも、私は制約のない状態で、テレビの仕事も含めて、もっと好きなことをやりたかった。後悔しても失敗しても、自分の中で満足いくことをやっていきたかった。失敗したら考えればいい。ただ決められた人生を歩むのは嫌だったんです。
体操選手時代からの癖ですね。試練が降りかかってきた方が、ワクワクする。たくさん悩みたいし、褒められると怖いし、うまくいきすぎると不安になる(笑)。
ハードな練習を乗り越えてきたので、それと比べたら、どんな試練も乗り越えられると思ってしまうんです。
昔から、普通に結婚願望はありましたけど、今の旦那さんに出会うまでは、「結婚したい」とまで思う人はいなかったんです。彼と出会って、「この人となら、仕事も続けながら、楽しい人生が送っていけそうだな」と思った。
我が家では、お互いの自由を尊重しています。子供が今1歳半なんですが、周りの方々にもサポートして頂けていることがとても心強いです。「田中家」もそうなんですが、我が家の子育ても、チームで動いてもらっている感じ。そこは、すごく恵まれていると思います。