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08.Sep.2020

【27歳の政治学】気軽な日常の一部でいい!アメリカでは政治やデモへの参加は生活や人生の一部

政府の新型コロナウイルス対策が賛否両論の嵐を巻き起こし、私たちは政治と自分の生活が密接に関わっていることを再確認した。「無関心ではいられない」という危機感を覚えながらも、「何から始めればいいのか分からない」という人も多いはず。今、どんな姿勢で政治と向き合っていくべきか? どんな方法で政治と関わっていくべきか? 信念を持って精力的に活動している女性たちに意見を聞きました。

政治参加が活発なアメリカ では政治やデモへの参加は 生活や人生の一部

軽い気持ちで政治とか、ダメなんじゃないの?
気軽な日常の一部でいい
\この方に聞きました/
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NY在住ライター/文筆家 佐久間裕美子さん 1973年生まれ。通信社や出版社を経て独立。『ヒップな生活革命』『ピンヒールははかない』『真面目にマリファナの話をしよう』など著書多数。
黒人に対する警察の暴力に反対するBLM運動が盛り上がるアメリカでは、政治は日常の一部。ニューヨークを拠点に活動するライター/文筆家の佐久間裕美子さんが、現地に漂う空気感を伝えてくれた。

「差別を差別と思っていないような大統領が就任してからは、選挙の日だけではなく、日常的に政治運動に参加することが“普通”になりました。自分のスタンスに反する政治家に献金する企業の商品を買わないなど、お金の使い道で意思表明したり、時間があればデモに参加することが社交や生活の一部になっています。たった1票でも、たった100円でも、みんながやったら大きな力になります。『どうせ変わらない』ではなく、『自分で変えなきゃいけない』へ。そんな意識改革の必要性に、日本の方々も気づき始めているのではないでしょうか?」

中立派の有名人や雑誌メディアも 支持政党を明言するように

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©アフロ
2018年、政治的な発言を控えてきたテイラー・スウィフトが自身の支持する政党を表明。雑誌『VOGUE』も、1892年に創刊してから初めて誌面でヒラリー・クリントンへの投票を呼びかけたことが話題に。「日本でも、ツイッターで検察庁法改正案に反対する#タグや投票を促す著名人の投稿が話題になりましたよね。政治が私たちの生活に及ぼすインパクトが理解されつつあるのでしょう。気まずくなることを恐れずに、家族や友達と気軽に話し合ってみては?」(佐久間さん)

Twitterの#キャンペーンは人口の少ないwith世代の大きな力

先の都知事選でも、投票率の低さに衝撃を受けつつ、近年はSNSで政治系、フェミニズム系の#タグ運動に参加するアカウントが増加していることに注目している。「大人は#キャンペーンの有効性を考えて立ち止まってしまうけど、若い人の間で『まずやらないとダメ』ということが認識されてきた印象。問題意識を拡散させることが、これまで投票に行かなかった若者を動かすこともあると期待します。若者が投票に参加しなければ社会は変わりません。まずは問題意識の拡散を」(佐久間さん)

マスコミ不信の時代、自分の知識が頼りになる

専門家ですら理解することが難しいコロナウイルスによって、政府やメディアの発言を鵜呑みにすることのリスクが明らかに。そんな意識を持ちながら情報に接することも大切。「となると、自分を守るためには自分で情報を集める必要が。コロナに関しても、危機感が強い人は翻訳アプリを駆使して海外の事情にも触れてますよね。正しい情報を身につけることが、自分の人生や命を左右する。それが大げさではない状況になっています」(佐久間さん)
\これもいいかも!/

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撮影/萩原麻李 取材・文/浅原聡 ※再構成 with online編集部
 
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