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「家族のカタチ」が変わった!今、“結婚”に対する意識に起きている変化とは?

人間関係

令和時代の「家族のあり方」とは?

アイドルも髪型も、国民の象徴と言われるような絶対的トレンドがなくなってきた昨今。家族のカタチにも同じことが言える。いわゆる『サザエさん』や『ちびまる子ちゃん』のような世界は、数ある家族のカタチの一例にすぎない。

さまざまな選択肢を持った今、私たち一人一人はどんな家族を築いていけばよいのか? コロナ禍での家族にまつわるトピックスを家族社会学者の永田先生にお伺いしました。

お話を伺ったのは 永田夏来さん

家族社会学者。兵庫教育大学大学院准教授。結婚、妊娠、出産と家族形成について調査研究をおこなっている。主な著書に『生涯未婚時代』、『入門 家族社会学』など。
 

コロナ禍の影響で家族への関心は高まった。“結婚”に対する意識にも変化が

「大きな災害が起きて生活に影響があると、人は家族の大切さを見直します。そのためコロナ禍前の2019年12月時と比べて、結婚への関心はジワリと増えてきています。ただし肝心の婚姻数は減り続けている。コロナ禍で挙式ができない、といった原因もありますが、コロナ禍前からの未婚化・晩婚化のトレンドは今後も続くとみられています。

その理由は、多くの女性がフルタイム志向に変わってきていること。そのため三高的な好条件の男性ではなく、居心地のいい相手を求めるようになっている。そういう人にとって、マッチングアプリは非常に良いツールだと思います。

でも仕事優先のため、生涯において“恋愛活動”に割く期間が短くなっているので、本腰を入れて結婚に意識を向けにくい。なかなか適当な相手に出会えないのが現状なのかもしれませんね」(永田さん)
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「全体的に結婚への関心が高まったのではなく、これまで関心があった人の関心がより高まったのではないか」と永田さん。
コロナ禍で家族と過ごす時間が増えた……70.3%
家族の重要性をより意識するようになった……49.9%


生活に直接影響を及ぼす大きな出来事は、家族の絆を見直すきっかけになる。東日本大震災後も同じ現象が見られたが、コロナ禍はステイホームが求められたため、より家族の重要性を意識した人が多かったよう。
次のページ>>これからは自分に合うカタチを“創り上げ”ていく時代
 
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