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24.Jan.2021

国際機関日本支部のトップに聞く「働きやすい職場環境を作るキーワードは“宇宙人”!?」【女子の人生って最高!】

喝采! 女子の人生って最高!

有史以来、いよいよ女子が輝く時代がやって来た

「女って生きづらい」とか「女の敵は女」とか。さんざん耳にしてきたけれど、ぼちぼち風向きが変わってきた。誰かが決めた「女性らしさ」なんて気にせず、もう、誰もがありのままでいられる生き方を諦めなくていい。

世界の潮流に呼応するように、日本でもさまざまな分野で自由を体現する女性が増えている。そんな希望の兆しを集めたのがwith2月号の特集『喝采! 女子の人生って最高!』。

先駆者たちの宣言に乗っかってもいいし、スルーしたっていい。大切なのは、いろいろな考え方があっていいと手を繫ぎ、認め合うこと。

それができれば、みんなで一緒に作っていけるはず。冒頭のセリフが聞こえないような社会を。

世界経済フォーラム 第四次産業革命日本センター長 須賀千鶴さん

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2003年に経済産業省に入省。2016年より「経産省次官・若手プロジェクト」に参画し、異例の150万DLを記録したレポート「不安な個人、立ちすくむ国家」にも関わる。2018年7月より現職。一児の母でもある。

girls be…LEADERs【自分のルールで】

“宇宙人”として素を貫く

社会×テクノロジー関係のアップデートを目的とした国際機関で、経産省からの出向として日本支部のトップに就く須賀千鶴さん。フレンドリーな笑顔も明るい髪色も、頭が硬そうな“官僚”のイメージを払拭するような存在。

「経産省ではスーツを着て会議に出席する人が圧倒的なので、20代の頃は会議室に入る前に警備員さんに足止めされたことも(笑)。服装や見た目に限らず、職場の人間関係も、上辺だけ取り繕ってもいつかボロが出てしまうので、早々に素をさらけ出すのが私のスタンス。

古い男女観や慣習とは違う次元で生きる宇宙人だと思ってもらえたらラクで助かるなと。働きやすい職場環境は、自分で作れると思っています」

目下の課題として掲げているのは、欧米より遅れていると言われている行政手続きを含めた社会のデジタル化。旧態依然としたシステムを一新するアイデアを女性が生み出していくのを、日々目の当たりにしているとか。

「実際のところ、女性だとなにかと注目を集めやすいですし、今までのルールと違うことを始めてみても受け入れていただきやすい。

一方で、男性上司が部下の女性を飲みに誘いにくい時代なので、先輩の貴重な経験を教わるチャンスを逃している可能性はありますが。でもこれまで『自分が男だったらよかったのに』と思ったことはありません」

国を動かす機関でリーダー役を担ったり、大企業で昇進することに、ハードルの高さを感じる女性も多いはず。でも実際は、門戸が開かれている。日本の女性は、もっと自分の可能性に自信を持ってもいいのかもしれない。

「ただ引っ張っていくだけでなく、寄り添い励ますのもリーダーシップ。これは性別や才能で語れるものではなくて、単なるスキルだから、後天的に習得できるんですよね。

今は省庁管轄の機関にも民間企業にも女性のリーダーが増えてきています。機会はあるし、社会は活躍する女性を待っている。『女に生まれてラッキー!』ぐらいの気持ちで進んでほしいですね」
取材・文/浅原聡 ※再構成 with online編集部 
 
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