2000年代の「かわいい」の形は?
創刊40周年の女性誌から振り返る「かわいいOL(仮)」ジャーニー
創刊40周年を迎えたwithも、試行錯誤&アップデートを繰り返しながら、働く女性にマッチする最新版の「かわいい」をいつの時代も模索してきました。もっと自由に、もっと幸せになるために。OLという生き方が最先端だった’80年代から、女性たちの理想像は常にゆらぎつづけてきました。
今、私たちはどんなスタンスで「かわいい」と向き合うべきか? 過去の誌面を振り返ってみたら、意外な究極の答えが見えてきました。
お話を伺ったのは 西澤千央さん
【’00年代】癒し系
「キレイ、色気、セクシー、守られる『かわいい』ではなく、男性を包み込む強さがかっこいい」
「女性たちが守られる存在ではなくなり、疲れた男性を支え包み込む強さが求められるようになったのかもしれません。『かわいい』が幼児性から解き放たれ大人の女性が持つ色気も称賛されるように。エロやセクシーも『かわいい』になり得るという新たな発明がありました」(ライター 西澤千央さん)
エロとかわいいが、結びついて「癒やし系」に

恋愛で、仕事でキレイになろう。生き方が問われ出す
