*これらはすべて外出の自粛が呼びかけられる以前に取材したもので、今は参加するのが難しい取り組みもありますが、こんなときこそSDGsについて考えてみてはいかがでしょうか。
【サステナブルな買い方&選び方】まずは、今日から始められるSDGs
貧困や飢餓、紛争、人種差別や社会的格差、フードロス、気候変動……世界と地球を脅かすさまざまな問題を2030年までになんとかしたい! 国連加盟193ヵ国で17の目標を達成していこうという取り組み=SDGsが始まっています。
SDGsをどのように実現していくか。個人でやれることから地球全体としての取り組みまで、17の目標を【with的身近なところからSDGs】として4つのステップにわけました。段階ごとに、押さえておきたいトピックスをご紹介。
今回は私たちに最も身近な、“買い物”に焦点を当ててSDGsを考えます。
SDGsをどのように実現していくか。個人でやれることから地球全体としての取り組みまで、17の目標を【with的身近なところからSDGs】として4つのステップにわけました。段階ごとに、押さえておきたいトピックスをご紹介。
今回は私たちに最も身近な、“買い物”に焦点を当ててSDGsを考えます。


ファッションやコスメをはじめ、食材や日用品の買い物の権限を握っているのは、多くは女性です。意識して買い物をしないと、環境に負荷がかかる選択になりがち。単に便利さやオシャレさを追求するのではなく、環境に優しい商品を選択して買い、長く大切に使う。そうした一人一人の行為が積み重なれば、新しい流れになるはずです。
▼SDGsの17の目標や、SDGsに関する取材や発信にも注力している国谷裕子さんのお話はこちらから
オーガニックな製品は買う人にも生産者にも優しい
ファッションも、サステナブルに楽しむのがトレンド。「素材にこだわる」、「商品の製造過程を知る」、「捨てるのではなく交換する」など、エシカルな視点からファッションを考えてみると、見える世界もこれまでとはまた違ってきます。環境への負荷を減らして生み出されるアイテムなら、作る人も使う人も、お互いがより心地よくいられるはず。
①サステナブルな服作りを掲げる「オーガニクス スナイデル」
スナイデルから’19年8月にデビューした新ブランド『オーガニクス スナイデル』。オーガニック素材を80%以上使用、女性らしいデザインはそのままに、上質な素材ならではのリュクスな着心地を楽しめる。

オーガニックの綿花やウールを用いたファブリックで作られる服は「安心して着られる」と好評。
②出番の減った服をとりかえっこする「SWAQ( スワック)」

フリマアプリの普及など、“リサイクル”はファッションにおいてもひとつのキーワードに。世界各地で、会場に不要な品を持ち寄って物々交換するというイベント『ファッション スワップパーティ』が流行。東京でもこの流れを汲んだ『SWAQ』が、ジワジワと認知度アップ!
▶SWAQって?

人に譲ってもよい洋服や小物を会場に持ち寄って提供すれば、会場に置かれている別のアイテムを持ち帰ることができる、ユニークなファッションイベント。物と物の交換を通じて人と人との交流も生まれ、新たな楽しみを生み出す。
詳しくはhttps://www.swaqtokyo.com/
詳しくはhttps://www.swaqtokyo.com/
③モノが作られる過程を知るツアーが人気
モデルで、エシカルファッションプランナーとしても活躍中の鎌田安里紗さんとHISの共同企画によるエシカルツアー『めぐる旅』。ものづくりの現場や作り手を訪ね、背景を知ることが、ものの価値や消費について改めて考えるきっかけに。
詳しくはhttps://eco.his-j.com/html/kamada/
詳しくはhttps://eco.his-j.com/html/kamada/

