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18.Apr.2020

ファッションも食品も“買い物”からできるSDGs始めよう!

輸入量と同じだけの食品が、日々捨てられている!

消費者庁の調べによれば、日本では年間2759万トン(※)の食品廃棄物等が出されており、このうち、まだ食べられるのに廃棄される食品が643万トン(※)という推計が。これが、「フードロス」問題。事業者だけでなく家庭からも出る大量のフードロスに、一石を投じる2つのユニークなアイデアをご紹介。

※農林水産省および環境省「平成28年度推計」

①食べ物をレスキューするアプリを運営 篠田沙織さん/コークッキングCOO

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「おいしい・楽しい方法でいいんです」

私は小学2年生で白血病を患い、食べたいものが食べられない時期があったことから、食に高い関心を持つようになりました。学生時代に飲食店でアルバイトをしたのですが、そこで食品の廃棄作業を行い、廃棄量の多さに愕然としたのです。

この体験がベースとなり、廃棄目前の食材を安価でシェアリングし、レスキューするアプリ『TABETE(タベテ)』を立ち上げました。スタートして約2年、提携店舗も増え、これまでに約2万食をレスキュー、CO2削減量は約29トン以上という成果を出しています。

日本で廃棄されている食品量は、輸入量と同量。飲食店スタッフは、日々、心を痛めながら廃棄作業を行っています。こうした状況には違和感を覚えますし、少しずつでも改善したいと思うのです。

フードロスに関し、私が個人的にやっていることと言えば、スーパーなどでは賞味期限が近い商品を買うこと。私は「賞味期限の近い食べ物から買うのって、環境に優しくてカッコいい!」という価値観なので、そういう考えの人がもっと増えれば、賞味期限切れ商品の廃棄を減らせると思います。

また、冷蔵庫にある食材を腐らせないよう、在庫を把握して買い物をする。すぐ使わない食材は小分けにし、買った日付を記入して冷凍保存するなど、小さなことです。でもそれくらいなら、続けやすい。『TABETE』の利用で夕食の準備がラクになったり、おいしいパンを割安で買えたりと楽しみやトクがあれば、自然と利用頻度も増えるかなと。無理のないかたちで、継続的にフードロスに関わってもらえれば嬉しいです。

▶TABETEって?

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廃棄の危機にある食事をレスキューできるWebプラットフォーム。飲食店や小売店の、閉店時間や賞味期限などの理由で廃棄せざるを得ない食事を、通常の販売価格より安く購入しレスキューできる。2018年4月よりサービスを開始。現在の掲載店舗は1都1府6県、約550店舗で、今後も増加予定。

詳しくはhttps://tabete.me/

②サルベージ・パーティ®でフードロスを減らす取り組みも

家庭で使いきれない食材を持ち寄り、おいしい料理に変える集まり「サルベージ・パーティ®」。プロや料理が得意な人たちのアイデアをもらえるだけでなく、家でフードロスが生まれる理由も発見できる機会として、その輪は徐々に拡大中。
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▶サルベージ・パーティ®とは

家庭で持て余している食材を使ってみんなで料理を楽しむ、食材シェアパーティ。会社や学校、飲食店などさまざまな場で行われており、これまでに1万人以上が参加。

詳しくは➡https://salvageparty.com

私たちもこれならできる!

すぐ使うなら、賞味期限切れが近い食材を買う コークッキングCOO 篠田沙織さん
「私的には、すぐ食べる食材なら賞味期限が近くてもOK。棚の奥から取らず、手前から買います」

☑上質な服を長く着て、買うサイクルを減らす with girls廣松叶子さん
「安い服を着たおして捨てるより、少し高くても上質な服を長く着るほうが、お財布にも環境にも優しい気が」

☑着ない服は、H&Mに持参し、貧困国へ寄付 with girls瀬川真由さん
「捨てるより、人に着てもらう方が気持ちいい」

▼世界を変えるために私たちができること、一緒に考えましょう!

撮影/萩原麻李(国谷さん) 、山本遼(篠田さん)、金栄珠(静物)、武藤誠(静物) 取材・文/木下千寿 ※再構成 with online編集部
 
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