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13.May.2020

18歳のコーヒー焙煎士 岩野響さんが、コーヒーと服をデザインする理由

世界中を巻き込む未曾有の外出自粛モードが解けたら、あなたは、誰と、何をしたいですか?

どんなに価値観が多様化しても、私たちは人と人の繫がりを通して幸せを実感できる生き物。そんな本質を意識しながら、限られた時間とお金の使い道をブラッシュアップしていくタイミングなのかもしれません。身近にいる大切な人たちと、もっと幸せを共有するために。今、働くwith世代が注目すべきトピックスを知るための「おうち時間」に。

18歳のコーヒー焙煎士 岩野響さんが、コーヒーと服をデザインする理由。

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HORIZON LABO 岩野響さん

2002年、群馬県生まれ。小学3年生の時にアスペルガー症候群と診断。中学時代に珈琲焙煎に目覚める。2017年春、故郷桐生市にて15歳で「HORIZON LABO」を開業。その後、ECサイトでの販売形態を経て、昨年12月に表参道に移転オープン。店内には月ごとにコンセプトを変え自家焙煎するコーヒー豆や、自身がデザインを手がけるファッションブランド「SAKKAKU」のアイテムが並ぶ。
住所:東京都港区北青山3-15-5
※新型コロナウィルス感染拡大防止に向けクローズ中
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「空き時間がない世の中で、人に立ち止まる時間を作れるモノだから」

若きコーヒー焙煎士として注目を集めている岩野響さん。18歳ながら、デザイナーやフォトグラファーとしての顔も持ち、多方面で才能を発揮している逸材です。

「コーヒーも服も、買ってくれた人の生活に密接に関わるモノですよね。今って、“空き時間”というものが存在しないぐらい忙しい世の中だから……僕は、ちょっとでも立ち止まれる時間を生み出せるようなモノを作りたいなと。そのためには、コーヒーや服のことだけを考えるのではなく、日ごろから社会のニュースやさまざまなカルチャーにも目を向けることが大事だと思っています」
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自分自身を見つめ直し、少し目線を変え、視野を広げるだけで、人生が劇的に変わる。それは小学生の頃から自身と向き合ってきた彼が、人生の節目で実感してきたこと。

「どう考えても、一般的な教育機関に進学して就職するというルートが、僕には無理で。悩みに悩んだ結果、高校に進学せずに起業する道を選びました。『好きなことを生かして仕事をすればいいんだ』と、視点を切り替えただけで、僕自身は何も変わっていないのですが。作ったモノを通してどんどん出会いが広がり、以前より人とのコミュニケーションが楽しくなった部分はありますね」

「オンラインだけだと人に会えないと思った」

固定観念に縛られず、本当に自分に合った方法で社会との繫がりを作ること。時間やお金の使い道も含めて、それが“自分探し”のゴールなのかもしれません。

「オンラインショップをメインにやっていた時期もありましたが、それだとお客さんとの出会いが狭まってしまって。表参道に店を出せたのは、コーヒーを通じて出会った方々に協力してもらえたおかげです。休日は気になる珈琲店や洋服店に足を運んでいますが、そこで受けた刺激を作品に生かしたいなと。今は、なるべく自分のプラスになるような物事にお金を使って、応援してくれる人に還元することが僕の原動力になっている気がします」
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撮影/古谷勝 取材・文/浅原聡 ※再構成 with online編集部 ※情報はwith2020年6月号発売時点のものです。
 
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