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03.Feb.2019

スタイリスト小山田早織さんに聞くー女性として、母親としての生き方。

スタイリスト小山田早織さんがいま、考えていること。

21歳でスタイリストを志してから、走り続けてきた小山田早織さん。2018年10月に第一子の出産を機に初めて仕事をセーブし、家族、生まれてきたばかりの我が子、そして自分と向き合う時間を持てたそう。そんな中、母として、ひとりの女性として考えたことを伺いました。
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改めて感じたファッションの高揚感

「母になって2ヵ月(取材時)ですが、その間に思ったことは、私はファッションが本当に好きだということ」と話し始めた小山田さん。

「産後1ヵ月は出かけることもなかったからではありますが、服装もあまり気にせず、ほぼすっぴん。寝不足でクマができたり、肌が荒れたり、出産前の私なら考えられない状態でした」

スタイリストアシスタントをしていた頃、忙しさのあまり、化粧をせずに家を出ようとしたことがあった。そのときに、〝人をきれいにすることが仕事なのに、自分すらキレイにできないような人に、その仕事をする資格はない〞とお母様に言われて以来、ノーメイクで過ごすことはなく、肌ケアを怠ることもなかった小山田さんにとってショックなことでかなり落ち込んだという。そんなとき、外出の予定もなかったが、ふとお気に入りの服を着てみた。

「好きな服を久しぶりに着て、ワクワクしている自分がいました。そのときに〝この気持ちは大事にしたい〞と思ったんです。子育てはわからないことだらけだし、本当に大変です。でも、それはみんな平等。たとえSNSでいつもキレイで楽しそうにしている人達だって、絶対に大変な思いはしている。でも、大変であることに引っ張られて、おしゃれや美容を怠るのは、私にとってマイナスでしかないなと。ママになってもおしゃれでいなくちゃいけないとか、美容にも時間を費やさなくちゃいけない、と言いたいわけではなく、

おしゃれができないことを子育てのせい、子供のせいにしたくないな

と思ったんです。ヒールの靴だって、履きたいときは履くし、白い服だって着たいときは着ています。もちろん時と場合によりますが、履いて大丈夫と判断したシーンでなら履きますし、白い服を着て汚れたら洗えばいい。すべてを制限する必要はないと思っています。体型にしたって同じこと。『出産したから太ってもしょうがない』とはしたくなかったので、トレーングも再開しました。体型が戻ってきて、久しぶりにスキニーデニムをはいたときはうれしかったです」

慣れない子育ての中でも、少しずつ学びが増えてきたという。「大変だと思い始めたらキリがないので、たとえば子供が泣き止まないときも

『子供が泣くのは当然。もし抱っこして泣き止んでくれたらラッキー』くらいに考えて、ゆったり構える

ようにしています。あとはやっぱり〝丁寧〞であることって大事だなと学びました。片手間に抱っこすると泣き止んでくれないことが多くて。子供に集中して抱っこすると機嫌がよくなるんですよ。すぐ大きくなってしまうからと少し大きめの服を買って着せたら、なんだか居心地悪そうにしていて。サイズが合ったものに着替えさせたらにっこりしてくれました。

丁寧であることは言葉がまだ話せない赤ちゃんだから、ということではなく、人と接するときの基本。

そんなことにも気づかせてくれました」

2018年6月に迎えた挙式は和装でした

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挙式は白無垢を着て神前式。慣例にはこだわらず、スタイリストらしいビジュアルへの意識から鬘はかぶらず、小山田さんのトレードマークのショートヘアに大振りの花飾り。

仕事でしか学べないこと、子育てでしか学べないこと

おしゃれへの思いがより明確になったのと同じように、仕事に対する考え方も、よりはっきりしたという。

「スタイリストという仕事が好きなのはもちろんですが、これまでは〝おしゃれになりたい〞と思っている読者の方の助けになれれば、という思いで、仕事をしていました。子供を持ったことで、息子の手本となる社会人になるためにも、仕事としっかり向き合いたいという思いが芽生えました。将来、子供が進路に迷ったとき、私が

〝親だから〟ではなく〝ひとりの尊敬できる社会人〟だから、相談したいと思われる親になりたい

と思ったんです。親子ではありますが、自立した〝人と人〞として信頼して話せる関係を築いていきたい。仕事を通じてでしか学べないこともあるし、子育てを通じてでしか学べないこともある。だから、どちらも楽しく真摯に向き合っていこうと思います」

産休に入る直前に撮影したマタニティフォト

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臨月直前とは思えない、引き締まった体型の美しい妊婦姿に、撮影に立ち会った一同からは感嘆の声が漏れていました。

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