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28.Jun.2020

五味太郎「進む方向に迷ったら、その都度、自分に相談するしかない」【今、改めて考える幸せのかたち】

今、改めて考える幸せのかたち

朝活、婚活、美活、転活……etc.。

世間で推奨される「○活」を全てクリアしないと時代に取り残されるような気がして、なんだか不安になってしまう。

もし、そんな毎日に息苦しさを感じているなら、自分の本音に耳を傾けるタイミング。

何が起きるか分からない時代に、道標は自分の中にしかありません。

だから脳内の「○○しなきゃいけない」という思い込みを、ひとつずつ剥がして、「自分はどうしたいか?」にシフトする。

そんないい機会なのかもしれないから。


with8月号では「今、改めて考える 幸せのかたち」を大特集。
その冒頭で、絵本作家の五味太郎さんに、今私たちが進むべき道についてお話を伺いました。
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©TARO GOMI『みち』(福音館書店)
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絵本作家・五味太郎

1945年、東京都生まれ。絵本作家。桑沢デザイン研究所ID科卒業。工業デザインなどのデザイナーを経て、当時28歳だった1973年に『みち』で絵本作家デビュー。以降、380冊を超える作品を発表。『きんぎょが にげた』『さる・るるる』『ことわざ絵本』など、ロングセラー多数。
若い頃の話だけど、僕がカラオケで井上陽水のナンバーを歌うと、周りの友だちがポカンとして「誰の歌ですか?」なんて言うんだよ。そもそも有名な歌を選ばないし、原曲に忠実でもなかったからさ。みんな、戸惑ったんだろうね。

でもさ、プロのお手本に似せることを褒め合うような文化を受け入れると、結局、みんな同じになっちゃうよね。最近も、青山や表参道を歩いていると、行き交う女性の髪型やメイクが似たり寄ったりに見えてしまう。困ったもので、老眼が原因かもしれないんだけれど、なかなか「その人らしさ」という部分に焦点が合わないんだ。

メインストリームから外れないように、世間に合わせることを安心材料にする。よく考えると、そんな不思議な生き方はないよね。報道やメディアはパターン化された価値観やライフスタイルを押し付けようとするけど、はっきり言うと余計な御世話。

この『with』だって、みんなの不安を煽ることで実態のないニーズを作ろうとしているだけかもしれないよ? とにかく自分の人生なのに、幸せの基準を自分で設定することを放棄するのはもったいないよ。

今、僕たちは新型コロナウイルスというわけのわからない脅威に直面している。それを、これまでの人生を洗い直すチャンスと捉えることもできるよね。何が自分に不自由な思いをさせていたのか? 何を我慢していて、何が我慢ではなかったのか? 進む方向に迷ったら、その都度、自分に相談するしかない。

そうやって生きて行くことは、決して難しいことじゃないと思うんだ。

その道は、いろいろなものを見せてくれる。行ってみないとわからないし、戻ることもできる。あなたは、自由なんだ。


with8月号の大特集「今、改めて考える 幸せのかたち」では、マリエさん、ゆりやんレトリィバァさんのインタビューや、with girlsに聞くウィズコロナ時代の小さな幸せ、広瀬アリス主演「#NewNormal」を取り入れてもっとハッピーになれちゃう着まわし3weeksなど、読み応えたっぷりの内容をお届けしています。
ぜひ本誌をご覧ください!

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取材・文/浅原聡 撮影/水野昭子 ※再構成 with online編集部
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