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08.Apr.2020

ともさかりえ「努力と根性で耐えるだけでなく本音で生きる図々しさも必要です」【“生きかた上手”な人の頭の中】

“生きかた上手”な人の頭の中

仕事も私生活も自然体で輝く!

SNSを賑わす紋切り型のリア充を目指して頑張ることが、“幸せ”の近道とは限りません。誰かに評価されるために無理するのではなく、何事も自分のために。自然体な姿勢を貫きながら輝きを放つ“生きかた上手”な女性に、ストレスフリーな毎日を過ごすためのヒントを聞いてみました。

今回はともさかりえさん。「ひたすら頑張って、しんどい気持ちを味わって、それでも我慢することが美徳と思っていた」というともさかさんの意識改革論に迫ります。

ともさかりえ【元「頑張り屋さん」の意識改革論】

努力と根性で耐えるだけでなく本音で生きる図々しさも必要です

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ジャケット¥62000、ワンピース¥67000/サイ(マスターピースショールーム) リング¥11000/ルーカス ジャック(CPRトウキョウ)

【PROFILE】

1979年生まれ。東京都出身。12歳で芸能界デビュー、ドラマ『金田一少年の事件簿』のヒロインで注目を集める。以降、数々の映画やドラマなどに出演。最新の出演作である映画『酔うと化け物になる父がつらい』が公開中。

こうでなきゃから解放されてこの年になって自然と力が抜けるようになりました

12歳で芸能界に入り、女優として数々のドラマや映画で活躍してきたともさかりえさん。持ち前の美貌やお芝居の才能に頼って順風満帆なキャリアを歩んできたわけではなく、「努力と根性」で実績を積み上げてきました。

「ひたすら頑張って、しんどい気持ちを味わって、それでも我慢することが美徳というか……。そんな日本人特有の刷り込みを疑わなかった世代ですし、若い頃は歯を食いしばって涙を拭うような毎日で。ぶっちゃけ、辛かったですよ(笑)。もともと理詰めで考え込んで、あらゆるパターンを想定してから撮影現場に入って、本番前から疲れてしまうタイプでしたしね」

余裕を持って仕事を楽しむことが苦手だったのは、生粋の“頑張り屋”だからこそ。ある日を境に劇的に意識改革できるほど、シンプルな性格ではなかったようです。

「20代の頃は『30代に突入すれば何かが開けるのではないか』と思っていたのですが、実際は何も変わらなかったんですよ。むしろ、後輩は増えるし、求められる役割も増えるし、余計にプレッシャーが大きくなって。30代に過度な期待を持っていたので、肩透かしをくらってしまったんです」
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女優という特殊な仕事に限らず、アラサー女子は年齢を意識すると「しっかりしなくちゃ!」という焦りが生まれがち。だからガムシャラに頑張ることでしか気持ちを落ち着かせることができなくなってしまうことも……。

「私もノープランで漠然と生きることができなかったし、仕事も理論武装して挑まないと不安でした。でもね、おばさんになると図々しくなれるんですよ(笑)。できないことは『できない』と言えるようになるし、自分に対する過度な期待がなくなってくるんです。理想や夢に縛られて、自分で自分の首を絞めることがなくなってくるというか。この年になって、ようやく気楽になれた実感があります」

「努力と根性」から、「気負わず自然体」へ。40歳まで待たなくても、時代に適応することを意識すれば“生きかた上手”になれるかもしれません。

「若い世代の俳優さんと接すると、本当に純粋に仕事を楽しんでいるんですよね。現場の空気を読みながら柔軟に行動することもできるし、自分の意見を言うこともできるし。現場でのたたずまいがすごく自然で『いいな』と思うことが多くて。2018年に出演した映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』で、すごくジェネレーションギャップを感じたんです。だから私も、理詰めで考えすぎて煮詰まってしまうのではなく、なるべくニュートラルな感じで行きたいなと思っています」

もちろん、手抜きを推奨しているわけではありません。いつか報われることを信じて、頑張ることも大切です。

「『なにくそ!』って気持ちで頑張ることは、若くないとできないですからね。体力があるうちに、いっぱい無理することも無駄じゃないと思います。頑張る目的が曖昧だと辛い経験をすることもあるかもしれないけど、そもそも人生って計画通りにいかないものですからね(笑)。たとえ失敗しても、いつか自分の選択を肯定できる日が来るので。将来に漠然とした不安を抱えている若い女性には、『大丈夫ですよ』って言いたいですね」
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