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20.Nov.2020

西川史子「『サザエさん』みたいな何も問題のない家庭なんか、本当はどこにもない」不安な心への5つの処方箋

西川史子さんから不安な心へ、5つの処方箋

28歳で芸能活動に興味を持ち、31歳で進むべき医療の分野を変更した。38歳で結婚し、42歳で離婚。48歳でもう一度医療と向き合う決心をした。人生初の挫折は40代。

大人の女性らしい慈愛の滲む西川先生が、迷える読者のメンタルを徹底診療。心が軽くなる処方箋とは――?
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皆んな不安 病気ではありません

【Q1】非正規雇用ですが、憧れていた業種で働きながら、充実した毎日を送っています。ただ、30歳を目前にして、この先の見えない状況を不安に感じています。

A.20代は学びの時期。必死で学んで、自分を養っていけるだけのスキルを身に付けることに集中して。

楽しいだけじゃなく、今の環境でスキルアップできるかどうかが大事だと思います。非正規でも、スキルさえ身に付けられれば、今の職場を解雇されても食べていくことも可能です。最近の若い医者は自ら非正規を望む人もいます。常勤でも、その病院だっていつ潰れるかわからない。今はそんなご時世です。20代は学びの時期と割り切って、貪欲に物事を吸収しましょう! 学んだこと、勉強したことは裏切りません。

私の20代後半は、医療の仕事のほか、年間300もの合コンに勤しんでいましたが、今は、その時間をもっと勉強に充てておけばよかったと思うこともあります。ただ、合コンから学べたこともあります。それは、「合コンには、結婚したいと思うような素敵な男性はやってこない」ということです(笑)。
【Q2】つい、人と自分を比べてしまいます。どう見られるかをすごく気にしていろんなことを頑張り過ぎるあまり、ふと、生きづらさを感じてしまいます。

A,誰もが問題や悩みを抱えている。絶対評価で、今置かれている状況を幸せだと思うことが大切。

「こう見られたい」という自分を演じることで、理想に近づけたり、成長できたり。「仕事ができる人に見られたい」という自意識は自分を律することにつながるので、悪いことばかりじゃない。20代はラクなんかせず、できることを真剣に頑張ればいいんです。

ただもし、そこに生きづらさを感じるとしたら、今置かれている自分の状況を幸せだと思うしかないんじゃないかな。誰もがそれぞれにそれぞれの問題を抱えていて、何も問題のない、『サザエさん』みたいな家庭なんか、本当はどこにもないんです。

若い頃って、自分の幸せをアピールしがちだけど、40代なんて、誰かがちょっと打ち明けだすと、もうそこは苦労自慢大会(笑)。人が自分に見せている部分なんてほんの一部だなってわかります。神様は案外平等ですよ。
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ブラウス/EUROPEAN CULTURE、パンツ、ベスト/ottod’Ame(STOCKMAN) 他スタイリスト私物
【Q3】正規雇用で、経済的には安定していますが、別のやりたい仕事に出会ってしまいました。飛び出すなら今だと思いますが、失敗するのが怖いです。

A.失敗するのが怖いのなら、止めておけばいいと思います。

本当は、やりたいことと出会えたなら、迷わずやればいいと思います。ただ、お金がない状態を想像すると怖いのもわかります。私も、28歳ぐらいまでは実家暮らしで、お金には一切不自由しなかったのに、テレビのレギュラーが決まった頃に東京で一人暮らしを始めたら、お金がなくなって大変でした。

正規雇用じゃない仕事を選べば、今だけじゃなく、これから先もずっと経済的な不安は消えません。保証が欲しいのであれば、福利厚生のしっかりした雇用保険のある会社に勤めるしかありません。これは、あなたのやりたい気持ちや信念の問題でもあります。非正規雇用を選ぶということはそういうことです。
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