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「誰かと一緒に生きていくなら、まず1人で立たなければいけない」小説『忍者だけど、OLやってます』著者が思う、“誰かと一緒に生きていく”上で大切なこと

『忍者だけど、OLやってます』――タイトルを聞いただけで「忍者が会社にいるってこと……?」とワクワクしてしまう小説シリーズの新作「遺言書争奪戦の巻」が発売。主人公は、忍者の世界に馴染めずに里を抜けだし、エネルギー関連の会社で忙しく働いている28歳の陽菜子。自身の生き方に悩みながら成長していく彼女の姿を丁寧に描いてきた、著者の橘ももさんにインタビュー。15歳で作家デビューし、会社勤めも経験した自身のキャリアについても語っていただきました!
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「ちゃんとできる人」を尊敬しています

――『忍者だけど、OLやってます』は、主人公の陽菜子が忍びの技である変身術を駆使して盗まれた書類を奪い返したり、オフィスでビジネス上の敵でもある忍者と命がけで闘ったりとタイトル通りのエンターテイメント性があって、読んでいてワクワクします。

ありがとうございます! 嬉しいです。

――それらの行動がすべて、陽菜子が会社員として会社や仕事や同僚を愛し、真剣に仕事に取り組んでいるからこそ、というところも働く人にとってぐっとくる部分ではないでしょうか。「跡継ぎ問題」や「合併」などビジネス面に関してもリアルに書かれていて、ビジネス小説的なおもしろさもありますね。

私が「ちゃんとできない」人間なので、ちゃんとできる人をめちゃくちゃ尊敬していて。そういう友人がたくさんいるので、彼女たちにおもしろいと言ってもらえるものを書きたいという気持ちがずっとあります。

私も会社に勤めていたことはあるのですが、正社員ではなかったし、編集者だったので陽菜子たちのような働き方とは違うし、エネルギー業界のことにも全く詳しくなくて……なのでビジネス面に関しては本当に書くのがつらかった(笑)。ただ読んでいる人に「わかっていないな」と思われないように、業界分析の本を読んだり、友人や家族に相談したりしました。商社に勤める友人にはオフィスの様子を聞いて、父親には株式をどう配分すればいいかを実際に計算してもらって……その甲斐あってか、1巻の頃から「ビジネスのことがちゃんと書かれていておもしろい」と言ってもらえると嬉しくなりますね。

――なるほど、そういった下調べをされているから、お話に説得力があるのですね。
次のページ>>「塚本」は、A.B.C-Zの塚田さんがモデルです(笑)
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