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16.Feb.2020

地曳いく子「トライを重ねることでしか "センス"は磨けない」【27歳が今、磨くべき力】

【スタイリスト 地曳いく子さんに聞く】27歳が今、磨くべき力

学び続ける人だけが、輝き続けるから

人生は「自分らしい幸せ」を探すマラソンのようなもの。親の世代が走ってきた一本道を突き進むことが正解とは限らないし、コースチェンジも寄り道も自由。何歳になっても、一歩踏み出した先で新しい自分に出会いながら、幸せの答えを更新していくこと。それが今の時代における「自分磨き」なのではないでしょうか。

とはいえ、先の見えない道を闇雲に走るわけにはいきません。社会の空気を察知してイイ感じの道を見つける能力や、イザという瞬間の推進力となる自分への自信を培っておくことも大切です。ファッション、美容、お金、サバイブ能力、社交性……などなど、「今、磨くべき力」について、その道の達人に語ってもらいました。
失敗を恐れるwith世代に必要な力は「損切り力」や「失敗力」だと教えてくれたのは、キャリア30年以上のスタイリスト、地曳いく子さんです。
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【Profile】

1959年生まれ。『non・no』『MORE』『SPUR』『Marisol』『eclat』『Oggi』『FRaU』『クロワッサン』などのファッション誌で30年以上のキャリアを誇るスタイリスト。『50歳、おしゃれ元年。』『服を買うなら、捨てなさい』『着かた、生きかた』『おしゃれは7、8割でいい』など著書多数。

Q.失敗したくないんですけど……

「with世代を見ているとそんなに完璧じゃなくてもいいんじゃない?と思うの」

昨年、with読者の方々とお話しする機会があり、「何を着たら正解なのか分からない」といった悩みを聞かせてもらいました。いやいや、還暦の私に言わせれば、皆さんは青春真っ盛り。純粋に自分が好きな服を選べばいいのです。 

そもそも、人間の感性は十人十色。どんなコーディネートをしても、万人から「いいね」をもらえるとは限りません。他人の目を気にしながら100点を目指すと、どんどん息苦しくなってしまうと思います。だったら、トレンドや王道のアイテムに縛られずに、自分の好きなモノを選んだほうが楽しいですよね。

人間は好きな服を着ている時がいちばん笑顔でいられるし、パーソナルカラー診断を鵜呑みにして苦手な色の服を着るよりも輝いて見えるはず。たとえ思い切って挑戦した服が似合わなくたって、経験値が財産になります。それは仕事や恋愛でも同じ。失敗を恐れて及び腰でいると人生の可能性が広がらないし、そのまま私の年齢になったら地獄ですよ(笑)。

ʼ90年代の半ば、アメリカのミュージシャンであるBeckの楽曲『Loser』が世界中で大ヒットしました。サビで「俺は負け犬。さっさと殺せば?」と歌った彼のように、もっと開き直って我が道を行く覚悟を決めるべきでは? 

まずはクローゼットを開いて、たいして好きでもない服を全部隠すことから始めてみましょう。

《今、磨くべき力1》損切り力

ファッションも人間関係もミニマリストが理想

手持ちの服を平等に着こなそうと思うと、気疲れの原因に。クローゼットの好きでもない服は隠してしまいしましょう。それは人間関係も同じ。しばらく連絡を取っていないLINEグループから退出してみては?

《今、磨くべき力2》失敗力

トライを重ねることでしか "センス"は磨けない

with世代って、幅広い服を着こなせる若さやパワーを持った無敵の世代。私も「この世に着れない服はない」という心意気で生きていました(笑)。たくさんの失敗を経ないと、自分に似合う服は分からないものです。
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with世代の頃の地曳さん in ’80sファッション。

▼デヴィ夫人が考える「27歳が磨くべき力」とは??

-クレジット撮影/山本遼  取材・文/浅原聡 ※再構成 with online編集部 ※商品情報はwith2020年3月号発売時点のものです。
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